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富士ゼロックスプリンティングシステムズ、基幹業務の分散出力向けA3モノクロレーザープリンター『DocuPrint 405』など2機種を発売

2004年09月15日 21時08分更新

文● 編集部

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富士ゼロックスプリンティングシステムズ(株)は15日、基幹業務の分散出力向けのA3対応モノクロレーザープリンターとして、毎分40枚(A4横)の印刷と最大5100枚の給紙が可能な『DocuPrint(ドキュプリント) 405』と、毎分50枚の印刷が可能な『DocuPrint 505』の2出荷を22日に開始すると発表した。価格は、『DocuPrint 405』が43万8000円(税別)、『DocuPrint 505』が53万8000円(税別)。

『DocuPrint 405』 『DocuPrint 505』
『DocuPrint 405』『DocuPrint 505』

『DocuPrint 405』は、新開発のプリントエンジンとCPUにPowerPC 603e-350MHzを採用したことで印刷を高速化したほか、連続給紙が標準で1100枚(最大5100枚)、連続排紙が標準で500枚(最大4000枚)に対応したのが特徴。給紙では、印刷中に用紙切れになっても印刷を継続しながらカセットに用紙を供給できるようになっているという。印刷解像度は1200×1200dpiで、“IE(イメージエンハンス)機能”により2400dpi相当(9600dpi相当×600dpi)の印刷が行なえる。用紙サイズはA3/B4/A4/B5/A5、8.5×14/13/11インチ、ユーザー定義(幅139.7~297×長さ182~432mm)。対応用紙は、普通紙/再生紙/厚紙/OHPフィルム/ラベル用紙など。

プリンターページ記述言語には独自開発の“ART EX”を搭載しており、ART IV、PC-PR201H、ECS/P、PCL5e/PCL6、HP-GL/HP-GL2のエミュレーション機能を標準で搭載する。搭載フォントは日本語4書体(平成明朝体W3/W3P、平成角ゴシック体W5/W5P)、欧文15書体、OCR-B、バーコードなど。セキュリティー機能として、パソコンからプリンターまでの伝送路上の印刷データや内蔵増設HDD内の蓄積データの暗号化にオプションで対応できるほか、搬出/廃棄する前にHDD内残存データを一括消去する機能や、ユーザー名を指定個所にプリントする“IDプリント”、操作パネルにパスワードを入れないとプリントされない“セキュリティプリント”(オプションが必要)、IPアドレスによりジョブの許可/不許可を設定できる“IPアドレス制限”、パスワードで設定を保護する“パネルロック”などの機能にも対応可能。

インターフェースは、10/100BASE-TX、パラレル(IEEE 1284準拠双方向)、USB 1.1(USB 2.0はオプションにより対応)。対応プロトコルはTCP/IP(IPPやBMLinkSを含む)、SMB、IPX/SPX、EtherTalkなど。本体サイズは幅640×奥行き520×高さ505mm、重量は44.2kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大1370W(スリープモード時は7W以下)。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0(SP6以上)/2000/XP、Windows Server 2003、Mac OS 8.6~9.2.2、Mac OS X 10.1.5/10.2/10.3。

オプションの『フィニッシャー』(38万円、税別)を装着すれば“ホチキス止め”やファイル用の穴開けのパンチ機能などの自動処理も可能となる。

『DocuPrint 505』は、印刷速度を毎分50枚に高速化するとともに、自動両面プリント機能を標準装備した機種。本体サイズは幅640×奥行き520×高さ577mm、重量は48.3kg。

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