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キヤノン、プロ用一眼レフデジカメの最上位機種『EOS-1Ds MarkII』発表!ワイヤレスファイルトランスミッターも登場!

2004年09月22日 13時41分更新

文● 編集部 小板謙次

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また、今回はIEEE 802.11b/g準拠の無線LANと100BASE-TXに対応したワイヤレストランスミッター『WFT-E1』を発表した。発売予定は11月下旬で、価格は14万円。同製品は撮影した画像をパソコンに高速転送するためのアクセサリー。カメラ接続用のポートとしてIEEE1394(6ピン)とUSB 2.0(タイプA)を搭載しており、今回発表されたEOS-1Ds Mark IIのほかEOS-1D Mark IIと接続することが可能。カメラとの接続ケーブルは15cmの『IFC-15D4』と150cmの『IFC-150D4』の2種類が同梱されている。パソコンとの接続用としては100BASE-TXのEthernetポートを搭載する。カメラの三脚取り付けネジを使って、低部に装着して使用することも可能だ。

ワイヤレストランスミッター『WFT-E1』ワイヤレストランスミッター『WFT-E1』

画像の転送方法としては、撮影した画像を即座に転送できる“撮影時自動転送”とカメラの液晶モニター上で画像を選択してから転送する“画像選択/転送”の2種類が用意されている。“画像選択/転送”では1画像ずつの選択、転送されていない画像の一括選択、転送に失敗した画像の一括選択/転送が行なえる。RAW+JPEG同時記録を設定している場合は、JPEGのみ、RAWのみ、RAW+JPEGのなかから選択することが可能だ。セキュリティーとしてはWEP、TKIP、WPA-PSK、SSIDをサポート。

撮影画像の転送方法をカメラ背面の液晶モニターで設定可能 1画像ずつ転送、転送されていない画像の一括選択、転送に失敗した画像の一括選択や転送が行なえる
撮影画像の転送方法をカメラ背面の液晶モニターで設定可能1画像ずつ転送、転送されていない画像の一括選択、転送に失敗した画像の一括選択や転送が行なえる

バッテリーは別売のリチウムイオン電池『BP-511A』もしくは『BP-511/512/514』のいずれか1個を装着して使用可能。『ACアダプターキット ACK-E2』によるAC電源駆動にも対応している。『BP-511A』を装着した場合の駆動時間は、無線LAN使用で約180分、有線LANで約270分となっている。最長転送距離は無線LAN(IEEE802.11g)使用時は60m、有線LAN(100BASE-TX)使用時は205mとなっている。なお、『WFT-E1』に接続可能な通信距離延長アンテナ『ERA-E1』を使った場合は150mとなっている。

通信設定を行なう『WFT-E1 Utility』が付属する。パソコン上で通信設定を行ない、それをコンパクトフラッシュカードに書き込み、それをカメラにセットすることで簡単に通信設定を行なうことができる。対応OSはWindows XP Home Edition/Professional/2000 Professional、Mac OS X 10.2/10.3。カメラのメニュー画面からもセットすることが可能だ。

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