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オリンパス、前面がフルフラットになる新デザインのコンパクトデジタルカメラ『μ-mini DIGITAL』を10月中旬に発売

2004年09月14日 12時45分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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“しずく”をイメージしたデザインのコンパクトデジタルカメラ『μ-mini DIGITAL』
“しずく”をイメージしたデザインのコンパクトデジタルカメラ『μ-mini DIGITAL』

オリンパス(株)は14日、“しずく”をイメージしたという新デザインのコンパクトデジタルカメラ『μ-mini DIGITAL』を10月中旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は3万8000円程度。平行四辺形の上辺を膨らめたような、シルエットが左右非対称な独特のデザインを採用し、撮影時には本体前面のレンズカバーが内側(本体内部)にスライド、非撮影時には前面がフルフラットになるユニークなギミックを持つ。



μ-mini DIGITALの前面。レンズカバーを開けたところ レンズカバーを閉じたところ
μ-mini DIGITALの前面。レンズカバーを開けたところレンズカバーを閉じたところ

μ-mini DIGITALはデザイン性を重視して、非撮影時の持ち歩く際にも楽しさを演出する、オリジナリティーを追求したコンパクトデジタルカメラ。閉じると前面に凹凸が一切なくなるというレンズカバー機構“トップシェルバリア”、金属ボディーながら絹のような手触りを実現するという独自の表面加工“スーペリアシルキーフィニッシュ加工”、外装部品を削減し、つなぎ目を減らして曲線のみの柔らかいシルエットを演出する“外装加工”、という3つの独自技術を採用する。本体カラーは、デザインに合わせながらファッションや持ち物とのコーディネートが可能な“ジュエリーシルバー”“ピュアホワイト”“コスミックブラック”“クリスタルブルー”“ベルベットレッド”“カッパーオレンジ”の6色を用意する。

6色のカラーバリエーションを発売
6色のカラーバリエーションを発売

従来の“μシリーズ”と同様、JIS保護等級4相当の生活防水機能(同社試験条件による)と音声入力用マイク/出力用スピーカーを同時に実装。水辺などで不意の水しぶきがかかるような環境でも、音声付動画や静止画の撮影が可能。

画像処理エンジンは、μ-30 DIGITALと同じ“TruePic TURBO”を搭載し、高い解像感とノイズ軽減、記録/再生の高速化などが期待できるという。レンズはμ-mini DIGITAL向けに新開発した、非球面レンズ3枚を含む3群5枚の光学2倍ズーム(35mmフィルムカメラ換算時:35~70mm相当)で、明るさを示すF値は3.5~4.9。デジタル4倍ズームと組み合わせて、最大8倍ズームでの記録が可能。

ソフトフォーカス前 ソフトフォーカス後
ソフトフォーカス前ソフトフォーカス後
カメラ単体で行なえる画像編集機能“ソフトフォーカス”のサンプル

撮像素子は1/2.5インチ有効400万画素CCDで、静止画記録画素数は最大2272×1704ドット。静止画記録フォーマットはDCF準拠のJPEG(DPOF/Exif 2.2/PRINT Image Matching II対応)。動画記録フォーマットは最大320×240ドットで毎秒15フレームの音声付きMotionJPEG圧縮のQuickTime形式で、メモリーカードいっぱいまで連続記録が可能。

連射機能は毎秒約1.3コマで、連続約7コマ(最高画質のSHQモード)もしくは約30枚(高画質のHQモード)など。あらかじめ露出/絞り設定などを最適化した撮影シーンモードとして、ポートレート/風景/夜景/料理/ビーチ&スノー/打ち上げ花火/夕日など13パターンを用意。露出補正は±2EVで1/3ステップ。シャッタースピードは1/2~1/1000秒で、夜景モード時のみ最長4秒の長時間露光が可能。

フィッシュアイ前 フィッシュアイ後
フィッシュアイ前フィッシュアイ後
こちらもカメラ単体で実行できる画像編集機能“フィッシュアイ”のサンプル

特殊撮影機能として、左右の人物を別々に撮って合成する“合成ツーショット”、および付属の画像編集・管理ソフト『OLYMPUS Master(オリンパスマスター)』(後述)でパノラマ合成を行なえる“パノラマ合成用撮影”を持つ。また、カメラ単体で画像編集(簡易フォトレタッチ)が可能で、全体をぼかして柔らかい雰囲気を出す“ソフトフォーカス”、いわゆる“鼻でか”風の魚眼レンズで撮影したような加工を行なう“フィッシュアイ”、およびセピア/モノクロの色調変更や640×480/320×240ドットへの縮小(リサイズ)機能を持つ。これらの画像編集ではオリジナル撮影画像を残しつつ、別ファイルに保存する。

本体背面
本体背面

本体背面には1.8インチ(約13万4000画素)の半透過型TFT液晶ディスプレーを搭載し、光学ファインダーは持たない。側面にはUSB 1.1端子とAV出力端子を持ち、USB端子はパソコンなしでプリンターに直結して印刷を行なうダイレクトプリントの統一規格“PictBridge(ピクトブリッジ)”に対応する。

記録メディアはxDピクチャーカードで、16MBメディアが1枚付属。本体サイズと重量は、幅95×奥行き27.5×高さ55.5mm/115g(電池/記録メディア含まず)。電源は専用リチウムイオン充電池(型番:LI-30B)。撮影可能枚数は約100枚(カメラ映像機器工業会CIPA準拠での測定値)。オプションで、充電しながらパソコンにデータ転送できる『パワーカプラー』と専用ACアダプター、水深3mまでの水中撮影が可能な防水ケース『CWPC-01』(8400円)、本体と色を合わせたカメラケースなどが用意されている。




画像編集・加工ソフト『OLYMPUS Master』
画像編集・加工ソフト『OLYMPUS Master』

なお、μ-mini DIGITALには標準添付される画像編集・加工ソフト『OLYMPUS Master』は、単体でも販売される。撮影データのExif情報から撮影日ごとにまとめて、カレンダー形式で画像を整理したり、キーワードを設定して管理・収集できる画像データベース機能、色やコントラストを自動補正するほか、色調に微妙な変化をつけるトーンカーブ修正、複数画像の合成(パノラマ合成)なども行なえる。また、デジタルカメラで撮影・記録した動画や音声ファイルの再生視聴も可能。

対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS X 10.2以降。動作環境はWindowsの場合、CPUがPentium III-500MHz以上、メモリー128MB以上(256MB以上を推奨)、HDDの空き容量は300MB以上、など。Mac OS Xの場合は、CPUがPowerPC G3-500MHz以上、メモリー128MB以上(256MB以上を推奨)、HDD 300MB以上、など。対応フォーマットは、静止画がJPEG/TIFF/BMP/PICT/PNG(表示のみ)/PSD(表示のみ)など9種類、動画はQuickTime/AVIなど4種類、音声はWAVE/MP3など4種類。発売時期は11月中旬で、メーカー希望小売価格は2625円。

記録型CD/DVDメディアへの書き込み、動画の編集機能、静止画像をレイアウトしたHTMLファイルの作成などが行なえる上位バージョン『OLYMPUS Master Plus(オリンパスマスタープラス)』も、同じく11月中旬に発売される。メーカー希望小売価格は5250円。



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