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ソニーマーケティング、22時間40分のステレオ録音が可能なスリムタイプのICレコーダー『ICD-SX55』など3製品を発売

2004年09月13日 21時14分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は13日、“ステレオ長時間(STLP)モード”を搭載したスリムタイプボディーのステレオICレコーダーとして、256MBのメモリーを搭載した『ICD-SX55』、128MBの『ICD-SX45』、64Mの『ICD-SX35』を10月21日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『ICD-SX55』が3万2000円前後、『ICD-SX45』が2万7000円前後、『ICD-SX35』が2万1000円前後。

『ICD-SX55』、『ICD-SX45』、『ICD-SX35』
左から『ICD-SX55』、『ICD-SX45』、『ICD-SX35』

『ICD-SX55』は、内蔵メモリーを従来製品の2倍容量となる256MBに増やすとともに、新たに“ステレオ長時間(STLP)モード”を搭載したことで、最長約22時間40分のステレオ録音が可能なほか、本体サイズが幅28×奥行き13.8×高さ120mmのスリムタイプのアルミボディーを採用したのが特徴。重量も64g(単4形アルカリ乾電池2本込み)に軽量化されている。“ステレオ長時間(STLP)モード”は従来のステレオ録音モード(STモード)の周波数帯域の上限を13.5kHzから6.9kHzに下げることで録音時間を約2倍にしたモード。音声圧縮技術には“LPEC(エルペック)ステレオ”を採用。モノラル録音では約95時間50分(LPモード)/約35時間55分(SPモード)の録音が行なえる。

再生機能では、大きな音の再生レベルを変えずに、遠くの声など聞き取りにくい小さな音だけを大きく再生する“デジタルボイスアップ機能”(本体前面のスイッチでオン/オフ)や、再生スピードを21段階(約1/2から2倍)で調節できる“DPC(デジタルピッチコントロール)機能”を搭載する。DPC機能では、再生スピードに合わせて音程を自動調整して自然な音程で再生することが可能。電池駆動時間は、録音時が約20時間(LP)/約16時間(SP)/約14時間(STLP)。再生時がスピーカーで約13時間(LP)/約11時間(SP)/約9時間(STLP/ST)、イヤホンでは約20時間(LP)/約17.5時間(SP)/約15時間(STLP)/約12時間(ST)となる。

本体にはステレオマイクのほかスピーカー(直径15mm/150mW)を内蔵。マイクは指向性切り換えに対応しており、モノラル録音モード(LP/SP)では指向性切換えが可能。入出力端子はマイク/ヘッドホン/USBを装備する。電源は単4形アルカリ乾電池×2本、または付属のAC電源(ACアダプター)を利用する。アプリケーションとして、録音データ転送/管理/再生ソフト『Digital Voice Editor Ver.2.2』が付属する。対応機種はPC/AT互換機。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98/98 SE。そのほか、ステレオイヤホン、ACアダプター、USB接続ケーブル、単4形アルカリ乾電池×2本が付属する。

『ICD-SX45』は、内蔵メモリーの容量を128MBにしたモデルで、基本機能は同等。本体サイズや電池駆動時間も同じ。録音時間は、ステレオで約5時間50分(STモード)/約11時間15分(STLPモード)、モノラルで約17時間50分(SPモード)/約47時間35分(LPモード)となる。ACアダプターはオプション。『ICD-SX35』は、内蔵メモリーを64MBにしたモデル。録音時間は、ステレオで約2時間50分(STモード)/約5時間35分(STLPモード)、モノラルで約8時間35分(SPモード)/約23時間40分(LPモード)。

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