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ソニー、“VAIO”ノートの秋モデルを発表――皮の手帳をイメージしたスタイリッシュノート“type T”など登場!

2004年09月13日 15時20分更新

文● 編集部 小板謙次

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バイオノート505の後継という位置づけの“type S”は2モデルが用意されている。『VGN-S70B』の後継にあたる上位機種『VGN-S71PB』と、『VGN-S50B』の後継にあたる下位機種『VGN-S51B』だ。両製品とも13.3インチのワイドXGA(1280×800ドット)のクリアブラック液晶を搭載する。

上位機種の『VGN-S71PB』。Pentium M 725-1.6GHzのCPUと60GBのHDDを搭載
上位機種の『VGN-S71PB』。Pentium M 725-1.6GHzのCPUと60GBのHDDを搭載

上位機種『VGN-S71PB』はCPUが高速化しPentium M 725-1.6GHzに、HDDの容量も60GBにアップ。さらにDVD±RWドライブを搭載するなど基本機能の強化が図られている。ちなみに、DVD±RWドライブは書き込み速度はDVD+R最大2.4倍速/DVD+RW最大2.4倍速/DVD-R最大2倍速/DVD-RW最大2倍速/CD-R最大24倍速/CD-RW最大10倍速に対応する。下位機種の『VGN-S51B』のCPUはCeleron M 330-1.4GHz、HDD容量は40GB、光ドライブはCD-RW/DVD-ROMコンボドライブを搭載。書き込み速度はCD-R最大24倍速/CD-RW最大16倍速。

両製品ともチップセットはIntel 855PM、グラフィックスアクセラレーターにはATI MOBILITY RADEON 9200(32MB)を採用。メインメモリーは256MB(最大1GB)を搭載する。通信機能はIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能と10/100BASE-TX準拠のEthernet、V.92準拠の56kbpsファクスモデムを搭載。従来内蔵していたBluetooth 1.1機能は今回は排除されている。インターフェースは、USB 2.0×2/IEEE 1394×1/アナログRGB出力/ポートリプリケーター用コネクター/などを備える。拡張スロットは、PCカード(TypeII×1、CardBus対応)/メモリースティック(PRO対応)×1を搭載する。

プレインストールOSはWindows XP Professional SP2(下位機種のVGN-S51BはWindows XP Home Edition SP2)。プレインストールアプリケーションはDo VAIO Ver.1.1、DVgate Plus Ver.1.3、Click to DVD Ver.2.1(VGN-S51Bには付属せず)、Microsoft Office Personal Edition 2003など。

バッタエリーはリチウムイオンで上位機種の『VGN-S71PB』は約5時間、オプションのバッテリーパックLで約7.5時間駆動。下位機種のVGN-S51Bでは約4.5時間、オプションのバッテリーパックLで約7時間駆動となっている。本体サイズと重量は、両機種とも幅約312.5×奥行き229.4×高さ35.4(最薄部29.9)mm/約1.89kg。キーピッチは18mm、キーストロークは2mm。

ソニースタイル専用モデルは、Pentium M 755-2GHz、HDD容量80GBといったハイスペックモデルへのカスタマイズが可能。また、大容量バッテリー、英字配列キーボード、Microsoft Office Professionall Enterprise 2003などへの変更もできる。なお、本体価格プラス2万2000円でTUMIブリーフケースとのセットが可能となっている。

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