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ソニー、“VAIO”デスクトップの秋モデルを発表――サウンド機能を強化した一体型“type M”やデジタルハイビジョン録画対応の“type R”などが登場

2004年09月13日 15時02分更新

文● 編集部

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デジタルハイビジョン録画に対応した“type R”

“type R”には、デジタルハイビジョン録画対応モデルとしてWindows XP Professional SP2を搭載した『VGC-RA71PL9』と『VGC-RA71P』、Windows XP Home Edition SP2を搭載した『VGC-RA61L9』と『VGC-RA61』、ハイビジョン録画に対応していない『VGC-RA51L7』と『VGC-RA51』の計6モデルをラインアップする。

『VGC-RA71PL9』
『VGC-RA71PL9』

『VGC-RA71PL9』は、HTテクノロジPentium 4 560-3.60GHz、インテル915P Expressチップセット、1024MBのメモリー(DDR2 SDRAM、DDR2 533準拠、デュアルチャネル)、500GBのHDD(250GB×2、シリアルATA、毎分7200回転)、DVD+R DL書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ(DVD+R DL書き込み2.4倍速/DVD+R書き込み12倍速/DVD-R書き込み8倍速/DVD±RW書き換え4倍速/DVD-RAM書き換え5倍速/CD-R書き込み40倍速/CD-RW書き換え16倍速/DVD-ROM読み出し16倍速/CD-ROM読み出し40倍速)、16倍速DVD-ROMドライブ、3.5インチFDDを搭載する。グラフィックスチップにはカナダATIテクノロジーズ社のRADEON X600 XT(PCI Express x16、ビデオメモリー128MB)を採用。オーディオ機能はインテルHigh Definition Audio準拠の3Dオーディオ(DirectSound 3D対応)を搭載。デジタルハイビジョン放送は、BSデジタルで約34.5時間、地上デジタルで約43時間の録画が可能。MPEG録画は高画質で約127時間。DV映像は約33時間記録できる。

インターフェースはUSB 2.0×7(前面3、背面4)、10/100/1000BASE-T、i.LINK(TS)、i.LINK(S400、6ピン)、i.LINK(S400、4ピン)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、DVI-D、光デジタルオーディオ出力(角型)、V.90対応56kbpsモデムほかを装備する。拡張スロットは、PCI×2(空き1)、PCI Express x1×1、PCI Express x16×1のほか、メモリースティック用(高速データ転送対応)、CF(Type I/II)用、xDピクチャーカード用、SDメモリーカード/MMC用、PCカード(Type II、CardBus対応)を搭載する。電源はAC100Vで消費電力は約170W(最大460W)。本体サイズは幅188×奥行き402×高さ410mm、重量は約16kg。

アプリケーションとして、動画編集ソフト『Adobe Premiere Pro 1.5』、『PictureGear Studio Ver.2.0』、『Click to DVD Ver.2.1』、レタッチソフト『Adobe Photoshop Elements 2.0』、マルチチャンネル対応の編集ソフト『DVgate Plus Ver.1.3』、ライティングソフト『RecordNow! 7』、はがき作成ソフト『筆ぐるめ 2005』、ウイルス対策ソフト『Norton AntiVirus 2004』ほかが付属する。

付属する周辺機器は、19インチ液晶ディスプレー『VGP-D19SM2A』、USBジョグコントローラー、アクティブスピーカー(5W)×2、ショートカットキー付きキーボード、スクロール機能付き光学マウス、マルチリモコン(RM-VC10T)など。『VGP-D19SM2A』は1280×1024ドット(SXGA)表示に対応し、本体サイズは幅450×奥行き215×高さ430mm、重量約6.5kg。電源はACアダプターを利用する。『VGC-RA71P』はディスプレーが付属しないモデル。

『VGC-RA61L9』は、『VGC-RA71PL9』からメモリーを512MB、HDDを250GBに変更し、USBジョグコントローラーが付属しないモデル。OSもWindows XP Home Edition SPとなる。デジタルハイビジョン放送は、BSデジタルで約16時間、地上デジタルで約20時間の録画が可能。消費電力は約150W(最大約460W)。本体重量は約15.5kg。『VGC-RA61』はディスプレーが付属しないモデル。アプリケーションは、PictureGear Studio 2.0、Adobe Photoshop Elements 2.0、『Adobe Premiere Standard』ほかが付属する。

『VGC-RA51L7』
『VGC-RA51L7』

『VGC-RA51L7』は、CPUがHTテクノロジPentium 4 550-3.40GHz、メモリーが512MB(DDR400、デュアルチャネル)、HDDが200GB(シリアルATA、毎分7200回転)、グラフィックスチップがRADEON X300(PCI Express x16、ビデオメモリー128MB)となる。DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載するが、DVD-ROMは搭載していない。MPEG録画は高画質で約44.5時間、標準で約87.5時間、長時間で約136時間。DV映像は約11.5時間の記録が可能。消費電力は約135W(最大約460W)。本体サイズは変わらず、重量は約14.5kg。付属する液晶ディスプレーは17インチSXGA対応の『PCVD-17SM2A』で、本体サイズは幅408×奥行き208×高さ394mm、重量約5.4kg(電源はACアダプター)。『VGC-RA51』はディスプレーが付属しないモデル。

編集部による予想販売価格は、『VGC-RA71PL9』が49万円前後、『VGC-RA71P』が40万円前後、『VGC-RA61L9』が39万円前後、『VGC-RA61』が30万円前後、『VGC-RA51L7』が26万円前後、『VGC-RA51』が20万円前後。

ソニースタイルモデル『VGC-RA71PS』『VGC-RA71S』は、メモリーを2GBまで、HDDを1.6TB(400GB×4、RAID O構成も選択可能)まで搭載できるほか、23インチWUXGAディスプレーや、DVI-D端子付きのソニースタイル限定“HXディスプレイ”などを選択できる(組み合わせは約37万通りという)。

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