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ソニー、“VAIO”デスクトップの秋モデルを発表――サウンド機能を強化した一体型“type M”やデジタルハイビジョン録画対応の“type R”などが登場

2004年09月13日 15時02分更新

文● 編集部

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著作権保護対応メモリースティックに対応した“type HX”

スリムタワー型の“type HX”は、秋モデルの中では唯一、著作権保護技術“マジックゲート(MagicGate)”対応メモリースティックに対応したのが特徴。著作権保護対応の楽曲などをマジックゲート対応メモリースティックを利用して、携帯オーディオプレーヤーなどで再生できるようになる。全モデルがDVD+R DL書き込み対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載するほか、DVDハンディカムのメディアを利用できるように、8cmディスクアダプターも同梱される。サポートサービス“初心者ダイヤル”もデスクトップモデルで唯一利用できる。

ラインアップは、HTテクノロジPentium 4-3.20EGHzを搭載したハイスペックモデル『VGC-HX72B7』、チップセット内蔵グラフィックス機能を利用するミッドレンジモデル『VGC-HX62B7』、Celeron D 335-2.80GHzを搭載するスタンダードモデル『VGC-HX52B7』と『VGC-HX52B5』の4モデル。なお、秋モデルから型番が“PCV”から“VGC”に変更されている。

『VGC-HX72B7』 『VGC-HX52B5』
『VGC-HX72B7』『VGC-HX52B5』
“type HX”

『VGC-HX72B7』は、HTテクノロジPentium 4-3.20EGHz、インテル845Pチップセット、512MBのメモリー(DDR400準拠DDR SDRAM)、250GBのHDD(Ultra ATA/100、毎分7200回転)、DVD+R DL書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ、米エヌビディア社のGeForce FX 5200(AGP x8、ビデオメモリー64MB)を搭載する。MPEGハードウェアエンコーダーカードを搭載しており、『Motion Reality LE』に対応。TVチューナーは3次元Y/C分離回路やゴーストリダクションなどの高画質化機能も搭載している。MPEG映像の記録は高画質で約58.5時間、標準で約111.5時間、長時間で約177.5時間。DV映像の録画は約15時間。

インターフェースは、USB 2.0×6(前面2、背面4)、10/100/1000BASE-T、i.LINK(S400、4ピン)×2(前面1、背面1)、V.90対応56kbpsモデムなどを装備する。拡張スロットはメモリースティック用(マジックゲート/高速データ転送対応)、CF(Type I/II)、xDピクチャーカード、SDメモリーカード/MMC、PCカード(Type II、CardBus対応)、AGP(空きなし)など。本体サイズは幅100×奥行き378×高さ355mm、重量は約8.7kg。電源はAC100Vで、消費電力は約82W(最大約218W、スタンバイ時約2.1W)。OSはWindows XP Home Edition SP2。アプリケーションとしてOffice Personal Edition 2003、PictureGear Studio、Adobe Photoshop elements、DVgate Plus、暮らし役立ちパックなどが付属する。

付属する周辺機器は、スピーカー(5W+5W)搭載17インチ液晶ディスプレー『PCVD-17SM2A』(1280×1024ドット/約1677万色表示)、ショートカットキー付きキーボード、スクロール機能付き光学マウス、マルチリモコン(RM-VC10)など。

『VGC-HX62B7』は、HDDを200GBに変更し、845Pチップセット内蔵のグラフィックス機能(グラフィックスメモリーはメインメモリー共用で64MB)を利用するモデル。3.5インチFDDを内蔵する。TVチューナーは3次元Y/C分離回路/ゴーストリダクション機能を搭載していない。MPEG映像の録画は高画質で約44.5時間、DV映像の録画は約11.5時間。消費電力は約77W(最大約218W、スタンバイ時約1.7W)。本体サイズは幅100×奥行き378×高さ355mm、重量は約8.9kg。

『VGC-HX52B7』は、Celeron D 335-2.80GHz、グラフィックス機能を統合したインテル865GVチップセット(ビデオメモリーはメインメモリー共用で64MB)、256MBのメモリー(DDR266準拠DDR SDRAM)、160GBのHDD(Ultra ATA/100、毎分7200回転)、3.5インチFDD、ハードウェアエンコーダーカードを搭載する。MPEG映像の録画は高画質で約33.5時間、DV映像の録画は約8.5時間となる。消費電力は約76W(最大約172W、スタンバイ時約1.7W)。本体サイズと重量は『VGC-HX62B7』と同じ。アプリケーションとしてOffice Personal Edition 2003、PictureGear Studio、DVgate Plus、暮らし役立ちパックが付属する。

『VGC-HX52B5』は、『VGC-HX52B7』に付属する液晶ディスプレーを15インチの『PCVD-15XM2A』(1024×768ドット/約1677万色)に変更したモデル。基本機能は同等。

編集部による予想販売価格は、『VGC-HX72B7』が27万円前後、『VGC-HX62B7』が24万円前後、『VGC-HX52B7』が20万円前後、1『VGC-HX52B5』が18万円前後。

ソニースタイルモデル『VGC-HX82S』『VGC-HX52S』では、ソニースタイル限定の“HXディスプレイ”を選択できるほか、買い換えや買い増しのニーズに対応し、ディスプレーなしも選択できるようにしたという。オフィスソフトもProfessional/Personal/なしを選択できる。組み合わせは約720通り。

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