MCEのトップメニュー(画面はMCE 2004)。中身はWindows XPなのだが、リモコンでの操作がしやすいようにインターフェースが大幅に改良されている |
しかし米マイクロソフト社は、今年の7月にMCEの販売チャネルの拡大を発表、その結果、今後は一部パソコンメーカーだけでなく、パーツショップなどでも“OEM版OS”として、今秋より入手できるようになるという。そしてさらに、MCEは、Windows XP Service Pack 2のリリースにより、新たに、Windows XP Media Center Edition 2005へとバージョンアップを果たしている。
このような流れを受けてマイクロソフト(株)では、自作パソコン市場へのMCEの発売を記念し、MCEを搭載した自作パソコンをテーマとしたコンテスト“Media Center PCコンテスト”を開催する。このコンテストでは、MCEを搭載した自作パソコン作成、MCEを活用したコンセプト提案やアイデアを募集する。コンテストの中間発表は、10月に開催される“WPC EXPO 2004”で紹介される予定で、同社は、自作パソコンユーザーだけではなく、デザイナー/クリエイターなどの方々の参加も広く募集したいとしている。
コンテストの概要、募集については以下のとおり。なお、ASCII24およびAkiba2GO!は協賛媒体として同コンテストに参加している。
■コンテスト概要
- 主催 マイクロソフト
- 協賛
- ASCII24ほか各出版社自作系媒体、Media Center Edition-Forum
- コンテスト応募期間
- 2004年9月11日~2004年11月11日
- コンテスト結果発表
- “WPC EXPO 2004”(10月20日~23日、東京ビッグサイト)マイクロソフトブースにて中間発表、11月末に秋葉原で受賞者発表イベントを開催
- コンテスト審査員
- マイクロソフト、各出版社、スペシャルゲストも!?
- コンテスト内容
- 下記のコンテスト応募部門を参照のこと
- 賞品
- シアトル旅行ツアー(ペア)
- 協賛各社製品プレゼントほか
- デザイン部門優秀作品は協力会社により製品化!
■コンテスト応募部門
“Media Center Edition 自作マスター”部門
Windows Media Center Editionがインストールされた自作パソコンを審査する部門。審査の基準は、機能/性能/形状など。
“次世代エンターテインメントパソコンアイデア”部門
Windows Media Center Editionを最大限に活用するパソコンや環境を提案・デザインする部門。審査基準は、Media Center Editionの特徴をどれだけ有効に活かしたユニークなデザインや機能の高さ、さらにそれらを実現する可能性の“リアルさ”などを中心に評価。
■応募方法
- (1)“Media Center Edition 自作マスター”部門
- 写真及びアピールポイント、コンセプト
- (2)“次世代エンターテインメントパソコンアイデア”部門
- デザイン画、活用方法/環境紹介レポート
上記の内容について、コンテスト事務局へ郵送、または電子メールで受付。あて先については、コンテストページを参照のこと。