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「かなりレアかも知れません」――AGP対応“RADEON X800 XT”カードが発売

2004年09月09日 21時30分更新

文● 増田

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 Sapphireから、“RADEON X800 XT”を搭載したAGP対応ビデオカード「RADEON X800 XT」が登場した。同GPUを搭載したAGP対応モデルは今回が初めてとなる。

「RADEON X800 XT」 パッケージ
“RADEON X800 XT”を搭載したAGP対応ビデオカード「RADEON X800 XT」Sapphire製だ代理店のアスクによると「次回入荷の予定も不明で、貴重なモデルとなるかもしれない」という。ATIのラインナップには存在しないGPUであることは確か

 ATIのウェブサイトによると“RADEON X800”シリーズは、AGPモデルとして“RADEON X800 PRO”と“RADEON X800 XT Platinum Edition”、PCI Express×16モデルとして“RADEON X800 XT”と“RADEON X800 XT Platinum Edition”をあげており、AGPモデルの“RADEON X800 XT”は存在しないことになっている。どのような経緯で発売に至ったのかは不明だが、代理店のアスクによると「次回入荷の予定も不明で、貴重なモデルとなるかもしれない。GPUの仕様は、PCI Express×16対応の製品と同じと聞いている」とのこと。
 よってコア/メモリクロックは、500MHz/1GHz(ちなみに“RADEON X800 XT Platinum Edition”は520MHz/1.12GHz)。インターフェイスはVGA、DVI、Video In/OutのVIVO仕様というもの。なお搭載メモリは256MBで、チップは600MHz×2駆動のGDDR3 SAMSUNG“K4J55323QF-GC16”。これは“RADEON X800 XT Platinum Edition”で使用されているものと同じタイプで、先月発売されたPCI Express×16モデルの“RADEON X800 XT”とは異なる(K4J55323QF-GC20)ものだ。価格はクレバリー1号店で5万9848円、OVERTOPで6万4800円、T-ZONE.PC DIY SHOPで6万6800円となっている。

コア/メモリクロック 裏面
コア/メモリクロックは、500MHz/1GHz(ちなみに“RADEON X800 XT Platinum Edition”は520MHz/1.12GHz)インターフェイスはVGA、DVI、Video In/OutのVIVO仕様となる
K4J55323QF-GC16 付属品
搭載メモリのチップは600MHz×2駆動のGDDR3 SAMSUNG“K4J55323QF-GC16”。これは“RADEON X800 XT Platinum Edition”で使用されているものと同じタイプVIVO対応ということで、付属品も豊富
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