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ナナオ、グラフィックス用途向けの19インチ液晶ディスプレー『FlexScan L797』など2機種を発売

2004年09月08日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは8日、19インチ液晶ディスプレーの新製品として、設計/作図などのグラフィックス用途向けの『EIZO FlexScan L797』と、金融機関のディーリングルームやビジネス用途向けの『EIZO FlexScan L788』を24日に発売すると発表した。価格はオープン。

『EIZO FlexScan L797』
『EIZO FlexScan L797』

『EIZO FlexScan L797』は、2002年4月に発表した『FlexScan L685EX』の後継モデルに相当する製品。最新の中間階調の応答速度を上げた低色度変位タイプの液晶パネル(画素ピッチ0.294mm)を採用することで、輝度を250cd/m2から280cd/m2、コントラスト比を400:1から450:1に上げるとともに、応答速度を40msから20msに高速化したのが特徴。視野角は上下左右とも170度。推奨解像度は1280×1024ドットで、1677万色表示(10億6433万色中)。ガンマ補正機能や6色独立調整機能、色空間変換機能、画質を表示する内容に適した設定にする“FineContrast/Auto FineContrast機能”などを搭載し、調光機能(輝度ドリフト補正機能/ブライトネス自動補正機能)も備えている。

入力端子は、アナログ/デジタルに対応したDVI-I(29ピン)×2を装備する。アナログ時の水平走査周波数は30~82kHz、垂直走査周波数は49~86Hz。デジタル時の水平走査周波数は30~65kHz、垂直走査周波数は59~61Hz。そのほか、USB 2.0に対応したアップストリーム×1/ダウンストリーム×2のUSB Hubを内蔵する。本体サイズは幅414×奥行き202.7×高さ409.5mm、重量は8.1kg。スタンドの高さ調整は100mm。チルトは上40度/下1度、スウィーベルは左右各35度。VESAマウント(100mm)に対応。電源はAC100~120V、200~240Vで、消費電力は60W(節電時3W以下)。ボディーカラーは、“セレーングレイ”(L979-GY)と“ブラック”(L797-BK)の2色をラインアップする。製品には、DVI-I~ミニD-Sub15ピンとDVI-D~DVI-Dの2本のケーブル、USBケーブル、各種ソフトが付属する。保証期間は5年間

『EIZO FlexScan L788』
『EIZO FlexScan L788』

『EIZO FlexScan L788』は、引き締まった黒色を表示するためにコントラスト比が1000:1で、視野角が上下/左右とも178度の液晶パネルを採用したのが特徴。輝度は250cd/m2、応答速度は25ms。画素ピッチは0.294mm。推奨解像度は1280×1024ドットで、1677万色表示(10億6433万色中)に対応する。入力端子(DVI-I29ピン×2)や水平/垂直走査周波数、USB Hubなどの仕様は『EIZO FlexScan L797』と同等。

デュアルディスプレー向けに“狭額ベゼル設計”がなされており、本体サイズは幅404×奥行き205×高さ406mm、重量は6.8kg。スタンドの高さ調整は100mm。チルトは上30度/下0度、スウィーベルは左右各35度。VESAマウント(100mm)に対応。電源はAC100~120V、200~240Vで、消費電力は50W(節電時2W以下)。ボディーカラーは、“セレーングレイ”(L788-GY)と“ブラック”(L788-BK)の2色をラインアップする。製品には、DVI-I~ミニD-Sub15ピンとDVI-D~DVI-Dの2本のケーブル、USBケーブル、各種ソフトが付属する。保証期間は5年間。同製品は、2003年11月に発表した金融機関向けの19インチ液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L795』との並売となる。

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