ボーランド(株)は7日、Java対応の統合開発環境『Borland JBuilder 2005(ボーランド・ジェイビルダー・2005)』日本語版の出荷を30日に開始すると発表した。
『Borland JBuilder 2005』は、コード検査機能やリファクタリング、パフォーマンス解析機能などのソフトウェアの品質向上を支援する機能を強化したのが特徴で、J2SE 5.0やJSF(JavaServer Faces)、J2EE 1.4などの最新のJavaテクノロジーにも対応している。FOMAを含むJ2ME向けモバイルアプリケーションの開発などにも対応。また、構成管理ソフト『Borland StarTeam(ボーランド・スターチーム)』や要求管理ソフト『Borland CaliberRM(ボーランド・カリバーアールエム)』などと統合することでチーム開発の生産性の向上も図れるという。対応OSは、Windows 2000(SP4)/XP、Windows Server 2003、Solaris 9(2.9)、Sun Java Desktop System Release 2、Red Hat Enterprise Linux 3.0など。
ラインアップは、『Borland JBuilder 2005 Developer(ボーランド・ジェイビルダー・2005・デベロッパー)』と、『Borland JBuilder 2005 Enterprise(ボーランド・ジェイビルダー・2005・エンタープライズ)』の2製品。価格は、Developerが5万400円、Enterpriseが31万5000円。
発売に合わせたキャンペーンとして、『Borland StarTeam 6.0 Standard(ボーランド・スターチーム・6.0・スタンダード)』日本語版を2万1000円(通常価格は8万8200円)で販売するほか(2005年3月25日まで)、『Borland StarTeam 6.0 Standard 指名ユーザー 3ライセンスパック』を10万円(通常26万4000円)、同5ライセンスパックを15万7500円(通常44万1000円)で販売するとしている(2004年12月24日まで)。
