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富士通、RFIDをテスト導入するための『RFIDトライアルキット』を発売

2004年09月07日 00時00分更新

文● 編集部

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富士通(株)は7日、13.56MHz帯の無線を利用するRFIDタグをテスト導入するためのRFID簡易業務キット『RFIDトライアルキット』の販売を同日付けで開始すると発表した。『RFIDトライアルキット(資産管理)』と『RFIDトライアルキット(出退勤管理)』の2製品をラインアップし、価格はともに90万円(税別)。出荷開始は10月末日。

キットの内容
『RFIDトライアルキット』

『RFIDトライアルキット』は、RFIDタグをテスト導入するために必要なハードと業務アプリケーションソフトをセットにしたパッケージ。“RFIDタグ・リーダライタ”(ショートレンジタイプ/ハンディタイプ2各11台)、ハンディタイプ用外付けアンテナ、ハンディタイプ用USBアダプター(USBアダプター用ケーブルを含む)、“RFIDタグ・ラベルプリンタ”、RFIDタグ(プリンタ用ロールタグ)×2個(1ロールあたりカードサイズで150枚)、プラスチックカード(社員証用)×150枚(出退勤管理タイプのみ)、業務アプリケーション、ドライバーソフトなどが含まれる。

“RFIDタグ・リーダライタ(ショートレンジタイプ)”の通信距離は最大10cmで、本体サイズは幅70×奥行き70×高さ19mm、重量は約200g。“RFIDタグ・リーダライタ(ハンディタイプ)”の通信距離は最大5cm(外付けアンテナ装着時は最大20cm)で、本体サイズは幅53×奥行き150×高さ26mm、重量は約270g。“RFIDタグ・ラベルプリンタ”は熱転写方式で、本体サイズは幅201×奥行き248×高さ172mm、重量は約1400g。これらはすべてISO15693規格に適応しているという。

業務アプリケーションは、これまでバーコードを利用していた資産管理などをRFIDタグを利用して行なう“資産管理業務”用と、シールタイプのRFIDタグをプラスチックカードに貼付した社員証を利用する“出退勤管理業務”用の2種類から選択できる。資産管理は500件まで、出退勤管理の対象人数は1000名まで。対応OSはWindows 2000/XP。

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