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富士通、全モデルにハードウェアエンコーダーを搭載した“FMV-DESKPOWER”冬モデルを発表――HDDを2基搭載した“DESKPOWER H”シリーズなど

2004年09月08日 00時06分更新

文● 編集部 美和正臣

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液晶ディスプレーを変更した省スペースモデル“DESKPOWER CE”

従来1280×768ドット表示のワイド液晶を搭載していたCEシリーズだが、今モデルからは4:3の表示の液晶ディスプレーに変更された。また、従来15/17インチだけであったが、新たに19インチモデルを投入した。液晶ディスプレーは“Hシリーズ”と同型のものを採用している。

CPUにHTテクノロジPentium 4-3.2EGHzを搭載した『DESKPOWER CE70J9』

主なスペックは、CPUにHTテクノロジ対応Pentium 4-3.20EGHz(中位機種はAthlon 64 3000+-2.0GHz、下位機種はAthlon XP 3000+-2.0GHz)。チップセットは上位機種にIntel 865GV(グラフィックス機能内蔵、ビデオメモリーは最大96MBをメインメモリーと共用)、中位機種に米エヌビディア(NVIDIA)社のnForce3 150、下位機種に台湾Silcon Integrated Systems(SiS)社のSiS 741 LV(グラフィックス機能内蔵、ビデオメモリーは最大32MBをメインメモリーと共用)を使用。メモリーはPC3200準拠のDDR SDRAM512MBまたは256MB(最大1GB)。HDDは上位機種は毎分7200回転の約250GB(上位機種)、または同じく200GBを搭載する。

光ドライブは、中位機種を除く全機種に、DVDマルチプラスDLドライブを内蔵。すべての記録型DVDメディアに対応し、書き込み・書き換え速度は、DVD-R最大8倍速、DVD+R最大12倍速、DVD+R DL最大2.4倍速、DVD±RW最大4倍速、DVD-RAM最大5倍速、CD-R最大40倍速、CD-RW最大10倍速。中位機種はDVDマルチプラスドライブを搭載しておりDVD±R最大8倍速、DVD±RW最大4倍速、DVD-RAM最大3倍速、CD-R最大24倍速、CD-RW最大10倍速。

OSにWindows XP Media Center Edition2005をプレインストールした『CE55J7/C』

TV視聴&録画機能として、全機種共通で地上アナログ放送の受信およびMPEG-2録画(最高8Mbps)が可能なTVチューナー&ハードウェアMPEG-2キャプチャーカードを搭載。中位機種以外は“3次元Y/C分離機能”と“ゴーストリダクション機能”は搭載されていない。上位機種と下位機種のキャプチャーモードは、高画質(8Mbps、720×480ドット)/標準(4Mbps、720×480ドット)/節約(2Mbps、352×480ドット)の3つで、節約モードで録画した際に、上位機種で最大約230時間(下位機種では約180時間)の録画ができる。中位機種のキャプチャーモードは、最高品質(6Mbps、720×480ドット)/高品質(4.5Mbps、720×480ドット)/標準(3Mbps、720×480ドット)/長時間(2.5Mbps、720×480ドット)の4つを搭載し、最大140時間の録画が可能だ。

OSにWindows XP Media Center Edition2005をプレインストールした『CE55J7/C』

通信機能は、V.90対応の56kbpsモデム、10/100BASE-TX対応のEthernet。インターフェースは、PCカードスロット(Type I/II×2またはType III×1、CardBus対応)/SDメモリーカード/メモリースティックスロット/USB 2.0×5/IEEE1394/光デジタルオーディオ出力(丸型、光ミニジャック)/ライン入出力/アンテナ入力(F型)/ビデオ入力(コンポジット/S-Video)/ビデオ音声入力(右/左)、などを搭載する。下位機種にはHDD内蔵ブロードバンドルーター『FMVステーションセット』やネットワークメディアプレーヤーの『MediaDriveセット』を同梱したモデルもある。

付属の液晶ディスプレーは、最上位機種と下位機種の1モデルが19インチの“高輝度スーパーファイン液晶”を採用。サテライトスピーカーとサブウーファーを内蔵した“3Dスピーカーシステム”を搭載している。表示解像度と色数は、最大1280×1024ドット、1677万色表示。中位・下位機種は17インチ“低反射スーパーファイン液晶”を採用し、表示解像度と色数は、最大1280×1024ドット、1677万色表示。また最下位機種は15インチ“低反射スーパーファイン液晶”を採用し、表示解像度と色数は、最大1024×768ドット、1677万色表示。液晶ディスプレーのサイズと重量は、19インチモデルが幅528×奥行き256×高さ393mm/約10.1kg、17インチモデルが幅491×奥行き225×高さ358mm/約6.8kg、15インチモデルが幅443×奥行き161×高さ342mm/約4.2kg。最大消費電力は順に、約48W/約29W/約27W。

基本性能を強化したパーソナル向け液晶一体型モデル“DESKPOWER LX”と“DESKPOWER T”

“DESKPOWER LX”は本体に17インチディスプレーを搭載した一体型モデル。今回からボディーカラーはホワイト以外に、ブラック(Pentium 4モデル)とアイボリー(Celeronモデル)が用意された。そのほか、PrescottコアのCPUの採用とDVDスーパーマルチプラスDLドライブへの対応、メモリー512MBモデルの追加など、従来の製品と比べると小幅な機能強化にとどまっている。

今回の製品群の中では唯一のブラックボディである『DESKPOWER LX70J』下位機種の『DESKPOWER LX50J』。従来どおりホワイトボディーの製品もある

主なスペックは、CPUにHTテクノロジ対応Pentium 4-3EGHz(上位機種)、Celeron-2.70GHz(下位機種)を搭載。チップセットにIntel 865GV(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵、ビデオメモリーは最大96MBをメインメモリーと共用)、メインメモリーにPC3200準拠のデュアルチャネルDDR SDRAM512MB(最大1GB)を搭載(下位機種は256MB)。HDDは毎分7200回転の250GBを搭載する。

光ドライブは、DVDマルチプラスドライブを搭載しており、DVD±R最大8倍速、DVD±RW最大4倍速、DVD-RAM最大3倍速、CD-R最大24倍速、CD-RW最大10倍速。

TV視聴&録画機能として、全機種共通で地上アナログ放送の受信およびMPEG-2録画(最高8Mbps)が可能なTVチューナー&ハードウェアMPEG-2キャプチャーカードを搭載。キャプチャーモードは、高画質(8Mbps、720×480ドット)/標準(4Mbps、720×480ドット)/節約(2Mbps、352×480ドット)の3つで、節約モードで録画した際に、上位機種で最大約180時間の録画が可能だ。

通信機能は、V.90対応の56kbpsモデム、10/100BASE-TX対応のEthernet。インターフェースは、PCカードスロット(Type I/II×2またはType III×1、CardBus対応)/SDメモリーカード/メモリースティックスロット/USB 2.0×5/IEEE 1394/光デジタルオーディオ出力(丸型、光ミニジャック)/ライン入出力/アンテナ入力(F型)/ビデオ入力(コンポジット/S-Video)/ビデオ音声入力(右/左)、などを搭載する。

プレインストールOSは、Windows XP Home Edition SP2。アプリケーションとしてオフィスソフト『Microsoft Office Personal Edition 2003』、TV視聴/録画ソフト『TVfunSTUDIO』、ホームページ作成ソフト『ホームページ・ビルダーV8 ライト』などがプレインストールされている。本体サイズは幅479×奥行き238×高さ400mm、重量は上位機種が約16kg、下位機種が約15.5kg。ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス、リモコンが付属する。

付属の液晶ディスプレーは、17インチの“低反射スーパーファイン液晶”を採用。上位機種は、地上アナログ対応TVチューナーを液晶ディスプレーに内蔵するため、番組を視聴しながら、本体で裏番組を録画できるのも特徴。高画質I/P変換処理により従来のインターレース表示に比べて滑らかな動きを再現する機能も搭載している。液晶ディスプレーには、臨場感あるサウンドを再生できるという“トランソニック・スピーカー”(ステレオ)を内蔵。 表示解像度と色数は、最大1280×1024ドット、1677万色表示。

22インチワイド液晶ディスプレーを搭載した『DESKPOWER T90J』

“DESKPOWER T”は、本体に22インチワイド液晶ディスプレーを搭載した一体型モデル。今回は台座部のデザインを従来の“シルバーホワイト”からチタン調の“レアメタリック”に変更。DVDスーパーマルチプラスDLドライブの搭載、CPUやHDDのスペックアップなど、こちらも“LXシリーズ”同様、小幅な機能強化にとどまっている。

主なスペックは、CPUにHTテクノロジ対応Pentium 4-3EGHz(下位機種はCeleron-2.70GHzを搭載。チップセットにIntel 865GV(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵、ビデオメモリーは最大96MBをメインメモリーと共用)、メインメモリーにPC3200準拠のデュアルチャネルDDR SDRAM512MB(最大1GB)を搭載(下位機種は256MB)。HDDは毎分7200回転の300GB(下位機種は250GB)を搭載する。

光ドライブは、DVDマルチプラスDLドライブを内蔵。すべての記録型DVDメディアに対応し、書き込み・書き換え速度は、DVD-R最大8倍速、DVD+R最大12倍速、DVD+R DL最大2.4倍速、DVD±RW最大4倍速、DVD-RAM最大5倍速、CD-R最大40倍速、CD-RW最大10倍速。

TV視聴&録画機能として、全機種共通で地上アナログ放送の受信およびMPEG-2録画(最高8Mbps)が可能なTVチューナー&ハードウェアMPEG-2キャプチャーカードを搭載。“3次元Y/C分離機能”や“ゴーストリダクション機能”など、アナログ放送の映像を美しく見せる機能も搭載されている。対応キャプチャーモードは、高画質(8Mbps、720×480ドット)/標準(4Mbps、720×480ドット)/節約(2Mbps、352×480ドット)の3つで、節約モードで録画した際に、上位機種で最大約280時間(下位機種は230時間)の録画が可能だ。

通信機能は、10/100BASE-TX対応Ethernet、V.90対応の56kbpsモデム。インターフェースは、PCカードスロット(Type I/II×2またはType III×1、CardBus対応)/SDメモリーカード/メモリースティックスロット/USB 2.0×5/IEEE 1394を搭載。TV関連(ビデオ/オーディオ)のインターフェースでは、ビデオ入力(コンポジット/S-Video)/ビデオ音声入力(右/左)/D端子(D4)/アンテナ入力(F型)/光デジタルオーディオ出力(丸型、光ミニジャック)/ライン入出力、などを搭載。

プレインストールOSは、Windows XP Home Edition SP2。アプリケーションとしてオフィスソフト『Microsoft Office Personal Edition 2003』、TV視聴/録画ソフト『TVfunSTUDIO』、ホームページ作成ソフト『ホームページ・ビルダーV8 ライト』などがプレインストールされている。本体サイズは幅710×奥行き286×高さ483mm、重量は上位機種が約25kg、下位機種がが約24.5kg。ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス、リモコンが付属する。

一体型の液晶ディスプレーは、22インチワイドの“高輝度低反射スーパーファイン液晶”を採用。上位機種は、地上アナログ放送対応TVチューナーを液晶ディスプレーに搭載するため、番組を視聴しながら、裏番組を本体で録画できるのも特徴。また、高画質I/P変換処理により、従来のインターレース表示に比べて滑らかな動きを再現する“アクティブ高速応答”機能や、輪郭のジャギーを除去することで映画などをよりはっきり映す“プログレッシブ表示”機能にも対応している。22インチワイドの液晶ディスプレーは、パソコンを起動することなくテレビ番組の視聴が可能な、“インスタントテレビ機能”や、ディスプレーにテレビ番組を2画面同時に表示可能な機能などを搭載。D4端子も装備していることから、地上デジタルやBS/CSデジタルのセットトップボックスと接続してハイビジョン放送を視聴可能だ。スピーカーには2.5W×2のサテライトスピーカーと5Wのサブウーハーを搭載。表示解像度と色数は、最大1280×768ドット、1677万色表示。

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