全機種DVD+R DL対応DVDマルチプラスドライブを内蔵
――LaVie S
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| 外付けTVチューナーユニットが付属する『LS500/AD』 |
マルチメディア志向のA4ノートパソコン“LaVie S”は、CPUやグラフィックスアクセラレーター(ATI MOBILITY RADEON 9600 PRO)の強化に加えて、対応機器(アクセスポイント)との間で高速転送が可能になる米アセロス社の高速無線LAN技術“SuperA/G”に対応するなど、細かい点で機能強化が図られている。また、無線LANを利用した外付けTVチューナーユニット“AirTV”付属モデルで録画した映像などを、1枚のメディアにより長時間記録できるDVD+R DL対応DVDマルチプラスドライブを全機種で標準搭載している。
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| 最上位機種の『LS830/AD』 | 『LS700/AD』 |
主なスペックは、3D表示対応の“スーパーシャインビュー3D液晶”パネル搭載の最上位機種のみ標準512MB、ほかの2機種は標準256MBのPC2700対応DDR SDRAMを搭載し、最大2Gまで増設可能。HDDはAirTV付属の最下位機種のみ約100GB、上位2機種は約80GB。
インターフェースはUSB 2,0×4/IEEE 1394×1/シリアル/パラレル/PS/2×1/IrDA/アナログRGB出力/S-Video出力/オーディオ入出力など。拡張スロットはPCカードスロット(TypeII×2またはTypeIII×1)、SDメモリーカード＆メモリースティック(PRO)対応のデュアルメモリースロット×1を搭載。
本体サイズと重量は、幅343×奥行き305×高さ52.7mm/約4.3kg(3D表示対応の最上位機種)もしくは約4.2kg(下位2機種)。バッテリー駆動時間は約3.6時間(上位2機種)または約3.3時間。ソフトウェアは、AV視聴ソフト『MediaGarage 2.0』、タイムシフト視聴などに対応するTV視聴＆録画ソフト『SmartVision 2.3』(AirTV付属1機種のみ、DVD-RAMへのダイレクトレコーディングには非対応)、『データトラベリング Ver.2.0』、『BeatJam for NEC』など。プレインストールOSは、Windows XP Home Edition SP2。
TVチューナー内蔵モデルはDVD+R DL対応へ
――LaVie L
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| TVチューナー＆ハードウェアMPEG-2エンコーダーを内蔵する『LL770/AD』 |
LaVieシリーズのスタンダードA4ノートパソコンで、TVチューナー内蔵モデル1機種を含む5製品をラインナップする“LaVie L”。秋モデルでは、CPUやHDDの増強のほか、TVチューナー内蔵モデルが従来のソフトウェアエンコードからハードウェアエンコードに変更され、新たにDVD+R DL対応DVDマルチプラスドライブを内蔵したのが特徴だ。TVチューナー内蔵モデルは、TV視聴＆録画ソフトも従来のWinDVRからSmartVision 2.3に変更され、タイムシフト視聴(HDDに記録しながら再生視聴するため、一時停止やさかのぼり再生が可能)中であれば録画開始ボタンを押し忘れても時間をさかのぼって録画できる“さかのぼり録画”や、電子番組表(EPG)を利用した録画予約などの機能が利用できるようになった。また、キーボード奥にTVのチャンネル切り替えボタンが用意されるなど、操作性の向上も図られている。
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| アドバンストタイプの『LL750/AD』 | スタンダードタイプの『LL500/AD』 |
主なスペックは、Pentium M/Celeron M採用の“アドバンストタイプ”が、色度域の広い“スーパーシャインビューEX液晶”パネルを、モバイルAthlon XP-M搭載の“スタンダードタイプ”が“スーパーシャインビュー液晶”パネルを採用。メモリーはアドバンストタイプが標準256MB(デュアルチャネル対応)のPC2700対応DDR SDRAMを搭載し、最大1.2Gまで増設可能。スタンダードタイプはPC2100対応DDR SDRAM256MB搭載で、最大768MBまで増設可能となっている。
インターフェースはUSB 2,0×4(スタンダードタイプはUSB 2.0×3)/IEEE 1394×1/パラレル/アナログRGB出力/コンポジットおよびS-Video入力(TVチューナー内蔵モデルのみ)/オーディオ入出力など。拡張スロットはPCカードスロット(TypeII×2またはTypeIII×1)、SDメモリーカード/メモリースティック(PRO)/xDピクチャーカード対応のトリプルメモリースロット×1を搭載する(スタンダードタイプはトリプルメモリースロットなし)。
本体サイズと重量は、幅333×奥行き274.5×高さ39.8mm/約3.5～3.7kg(アドバンストタイプ)もしくは幅330×奥行き268×高さ36.5(最下位モデルは35.0)mm/約3.1～3.2kg(スタンダードタイプ)。バッテリー駆動時間は約3.5時間(アドバンストタイプの最上位機種)/約2.8時間(中位機種)/約1.6時間(下位機種)および約1.4時間(スタンダードタイプ2機種)。ソフトウェアは、AV視聴ソフト『MediaGarage 2.0』、DVD-RAMへのダイレクトレコーディングやタイムシフト視聴などに対応するTV視聴＆録画ソフト『SmartVision 2.3』(TVチューナー内蔵モデルのみ)、『データトラベリング Ver.2.0』、『BeatJam for NEC』など。プレインストールOSは、Windows XP Home Edition SP2。
CPUを強化しパフォーマンスを向上
――LaVie RX/LaVie N
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| LaVie RX『LR500/AD』 |
モバイルノートパソコンの“LaVie RX”と“LaVie N”は、CPU強化のほか、Gigabit Ethernetポートを標準装備(LaVie RX)、Bluetooth対応ワイヤレスマウスを標準装備(LaVie N)といった小幅のモデルチェンジにとどまる。CPUはLaVie RXがPentium M-1.60もしくは1.50GHzから、2次キャッシュの容量が2倍のDothanコアを採用するPentium M 725-1.60GHzに、LaVie NがPentium M-1.50GHzまたはCeleron M-1.20GHzから、それぞれPentium M 715-1.50GHz、Celeron M 320-1.30GHzに変更されている。
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| 白を基調にした“フロスティーパールホワイト”の『LN500/AD1』 | 濃青色を基調にした“ミスティブルーブラック”の『LN500/AD2』 |
そのほかのスペックは従来から変更なく、インターフェースはLaVie RX、LaVie Nともに、USB 2,0×3/IEEE 1394×1/アナログRGB出力/オーディオ入出力(LaVie Nのみ光デジタルオーディオ端子を装備)など。拡張スロットはLaVie RXがPCカードスロット(TypeII×1)、CF TypeII×1、SDメモリーカード＆メモリースティック(PRO)対応のデュアルメモリースロット×1を搭載。LaVie NはPCカードスロット(TypeII×1)およびSDメモリーカード/メモリースティック(PRO)/xDピクチャーカード対応のデュアルメモリースロット×1を内蔵する
本体サイズと重量は、LaVie RXが幅315×奥行き258×高さ37(最薄部29.7)mm/約2.1kg、LaVie Nは幅298×奥行き202(最短部199)×高さ37.9mm/約2.1kg。バッテリー駆動時間はLaVie RXが約4.0時間、LaVie Nは約4.7時間(上位機種)/約4.2時間(下位機種)。ソフトウェアは、AV視聴ソフト『MediaGarage 2.0』、『データトラベリング Ver.2.0』、『BeatJam for NEC』など。プレインストールOSは、Windows XP Home Edition SP2。
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| NEC Directで1000台限定販売のLaVie G タイプN“ディープワインレッド”モデル |
なお、NECの直販サイト“NEC Direct”では、今回の新製品を“LaVie Gシリーズ”(店頭モデル“LaVie XX”のXX部分を“LaVie G タイプXX”と呼称)として販売している。NEC Directでは、購入時に店頭モデルにはないCPUやメモリー/HDDなどのスペックを選択できるほか、今回あらたにLaVie Nのオリジナルカラーモデル“ディープワインレッド”を1000台限定で販売する。価格や選択(変更)可能なスペックなどの詳細については、同ウェブサイトでご確認いただきたい。
