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“Fire GL”シリーズ初のPCI Express対応モデル「Fire GL V3100」が発売に

2004年09月04日 23時21分更新

文● 増田

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 ATIのワークステーション向けビデオカード“Fire GL”シリーズ初のPCI Express対応モデルとなる「Fire GL V3100」が入荷した。価格はUSER'S SIDE本店で3万9690円。わずか1本のみの入荷となっている。

パッケージ Fire GL V3100
ATIのワークステーション向けビデオカード“Fire GL”シリーズ初のPCI Express対応モデルとなる「Fire GL V3100」「Fire GL V3100」。ほかに「Fire GL V3200/V5100/V7100」の計3モデルがラインナップされている

 PCI Express×16対応の“Fire GL”シリーズは、今回登場した「Fire GL V3100」のほかに「Fire GL V3200/V5100/V7100」がラインナップされているほか、ノート向けの「MOBILITY FIRE GL V3200」という製品も用意されている。
 「Fire GL V3100」は2つのジオメトリエンジンと4つのピクセルパイプラインで構成されるGPUで、メモリインターフェイスは128bit、搭載メモリはDDR128MB、インターフェイスはDVI、D-Sub。ちなみに上位モデルのうち、「Fire GL V3200」は、メモリ帯域幅が「Fire GL V3100」の倍となる12.8GB/sec。「Fire GL V5100」は6つのジオメトリエンジンと12のピクセルパイプライン、メモリインターフェイス256bit、メモリ帯域幅22.4GB/sec。そして最上位モデルの「Fire GL V7100」は、6つのジオメトリエンジンと16のピクセルパイプライン、メモリインターフェイス256bit、メモリ帯域幅28.8GB/secというものだ。
 登場直後こそ少なかったPCI Express×16対応のビデオカードだが、現在では豊富に流通している。コンシューマ向けだけでなく、ワークステーション向けなどのハイエンドビデオカードも徐々にPCI Expressへ移行していくようだ。

仕様
2つのジオメトリエンジンと4つのピクセルパイプラインで構成され、メモリインターフェイスは128bit、搭載メモリはDDR128MB、DVIとVGAという仕様だ
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