クリエイティブメディア(株)は3日、シンガポールのクリエイティブ・テクノロジー(Creative Technology )社が現地時間の2日、『Creative Zen Portable Media Center』の販売を開始したと発表した。価格は499.99ドル(約5万4500円)。
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| 『Creative Zen Portable Media Center』 |
“Portable Media Center”は、Windows XP Media Center EditionをホームAVサーバーとして利用し、外出先に映像や音声データを持ち出したり、外出先からサーバーにアクセスしたりできる携帯端末。『Creative Zen Portable Media Center』は、デジタルオーディオプレーヤー“Creative Zen”のフラグシップモデルに位置付けられ、オーディオだけでなく動画にも対応したのが特徴。今年1月に米国のラスベガスで開催された家庭向け情報家電製品や関連技術の見本市“2004 International CES(Consumer Electronics Show)”において、米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長が基調講演で紹介したものの製品版となる。
3.8インチ液晶ディスプレー(320×240ドット)を搭載し、HDDは20GBを内蔵。最大で約85時間ぶんの動画、9000曲の音楽ファイルを格納でき、着脱式のリチウムポリマーバッテリーで最大7時間のビデオ、最大22時間の音楽再生が可能という。ビデオ再生はWindows Media Video 7/8/9、オーディオ再生はWindows Media Audio/MP3、静止画表示はJPEGに対応。『Windows Media Player 10』がバンドルされており、ASF、DVR-MS、AVI、MPEG-1/-2/-4、MPE、M1V、MPG、MP2、WAV、AU、SNDなどのファイルの再生も行なえる(コーデックが別途必要なものを含む)。インターフェースはUSB 2.0/1.1。本体サイズは幅144×奥行き27×高さ80.7mm、重量は340g(バッテリー含む)。
クリエイティブメディアでは、国内での製品発表については未定で、マイクロソフト(株)は連携してスケジュール調整を行なっているとしている。
