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アイコンと凸版印刷、無線LANスポットでアプリを自動起動できるコンテンツ取得ソフト『BitCharge』の提供を開始

2004年08月31日 02時38分更新

文● 編集部

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(株)アイコンと凸版印刷(株)は30日、無線LAN対応のコンテンツ自動巡回&自動取得ソフト『BitCharge(ビットチャージ)』を開発したと発表した。両社のパートナー企業と協力することでユーザーに無料で提供する“スポンサード型ビジネスモデル”を採用しており、当初エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)(NTT Com)と連携し、NTT Comが開設し凸版印刷が運営するPDAコンテンツショップ“ビットステーション”において9月2日にダウンロードによりβ版の無料提供を開始する。

利用イメージPDAでの利用イメージ

『BitCharge』は、あらかじめ設定した時間間隔で自動的にハードウェアを立ち上げて無線LANスポットを自動検出する機能“ハンズフリーワイヤレスLAN機能”や、自動起動後に無線LANスポットのESS IDを識別して自動ログインツールを起動する“無線LANスポット自動ログイン機能”を搭載したのが特徴。今回提供する“PocketPC版”では、ハンズフリーワイヤレスLAN機能はPocket PC 2003で利用でき、自動ログイン機能はNTT Comの無線LANサービス“ホットスポット”に対応しているという。

コンテンツ取得機能では、あらかじめ登録してあるコンテンツを無線LANからダウンロードする“コンテンツ巡回機能”、ユーザーが設定したURLから自動的にウェブコンテンツをダウンロードする“WEB録機能”、クレードルでインターネット常時接続のパソコンと接続し、巡回/ダウンロードを行なう“クレードル巡回機能”、コンテンツ保存管理機能などを搭載する。壁紙やダウンロード着信音の設定も可能。対応OSはPocket PC 2002/2003。

同社では今後、対応OSをWindows、Palm OS、Symbian OS、Linuxなどに対応していく方針で、業務用途への展開も図るという。政治/経済のニュースの取得だけでなく、WEB録機能を利用して企業のウェブサイトから各種情報を定期的に自動入手するといった利用も可能としており、会社からの通達や社内ニュース、営業/商品情報、在庫状況などを自動的にダウンロードするような使い方もできるとしている。

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