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バッファロー、WMV/WMV HDの再生に対応したネットワークメディアプレーヤー『PC-P3LAN/DVD』など5製品を発売

2004年08月25日 21時02分更新

文● 編集部

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(株)バッファローは25日、DVDドライブを搭載したネットワークメディアプレーヤー“LinkTheater(リンクシアター)”の新製品として、USB 2.0ポートを搭載し、Windows Media Videoの再生が可能な『PC-P3LAN/DVD』を9月中旬に、LAN接続HDD“LinkStation”のハイエンドモデルとして容量が250GBの『HD-H250LAN』と300GBの『HD-H300LAN』、IEEE 802.11g対応の無線LANブリッジ『WLA2-G54』とカードセットモデル『WLA2-G54/P』を9月上旬に、それぞれ出荷開始すると発表した。

価格は、『PC-P3LAN/DVD』が2万9600円(税別)、『HD-H250LAN』が4万3400円(税別)、『HD-H300LAN』が5万5100円(税別)、『WLA2-G54』が1万2000円(税別)、『WLA2-G54/P』が1万3000円(税別)。

『PC-P3LAN/DVD』
『PC-P3LAN/DVD』

『PC-P3LAN/DVD』は、内蔵したDVDドライブで各種のメディアフォーマットの再生のほか、LANに接続すればネットワークにつながったパソコンやLAN接続HDD“LinkStation”(HD-HGLAN/HLAN)に格納したコンテンツをTVで再生でき、IEEE 802.11g準拠の無線LAN Ethernetコンバーター『WLI-TX1-G54』『WLI2-TX1-AG54』(ともに別売)を利用すれば無線LAN経由の再生も行なえる“LinkTheater”シリーズの最新モデル。米Sigma Designs社のデジタルメディアプロセッサー『EM8620L』を搭載したことでWMV HDを含む“Windows Media Video 9”の再生に対応するとともに、USB 2.0ポートを搭載したことで、デジタルカメラやポータブルHDD、カードリーダーなどを接続して、直接コンテンツを再生できるようになったのが特徴。USB 2.0ポートだけでなくD4映像出力端子も追加されている。内蔵DVDドライブは、DVD±R/±RW/-ROM、CD-R/RW/ROMの読み出しが可能で、DVD-Video/ビデオCD/スーパービデオCD/音楽CD(CD-DA)の再生や、オーディオファイル(MP3、WMA、Ogg、非圧縮WAV)、画像ファイル(JPEG、GIF、TIF、BMP、PNG)、動画ファイル(MPEG-1/-2/-4(XviD+MP3/AC3、RMP4))の再生が可能。

インターフェースは、コンポジットビデオ出力(RCA)、Sビデオ出力(ミニDIN4ピン)、コンポーネント映像出力(Y、Cb/Pb、Cr/Pr)、D4映像出力(D端子)、アナログオーディオ出力(右/左、RCA)、デジタルオーディオ出力(RCA/光角型)、LAN(10/100BASE-TX)を装備する。電源はAC100V。消費電力は最大25W(スタンバイ時1W)。本体サイズは幅420×奥行き265×高さ50mm、重量は約2.7kg。付属するサーバーソフト『PCast Media Server』の対応機種は、Pentium III-500MHz以上のCPUと128MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/2000/Me。製品パッケージには、ビデオ/アナログオーディオケーブル(長さ1.5m)、LANケーブル(ストレート/長さ1.8m)、リモコン(単4乾電池×2を含む)、CD-ROM(簡単セットアップ、PCast Media Server、HD-HLAN/HD-HGLAN用ファームウェア/アップデータ)などが同梱される。

『HD-H300LAN』
『HD-H300LAN』

『HD-H250LAN』と『HD-H300LAN』は、USBホスト機能を搭載したLAN接続HDD“LinkStation”のハイエンドモデルとして、内蔵HDDの容量をそれぞれ250GB、300GBに増やした製品。USBプリンターサーバー機能を搭載しており、LAN(10/100BASE-TX)で共有することが可能。タイマー機能を利用して、定期バックアップや、電源の自動ON/OFFも行なえる。インターフェースは10/100BASE-TX、USB 2.0/1.1×2を装備する。電源はAC100Vで消費電力は平均17W。本体サイズは、幅60×奥行き185×高さ173.5mm、重量は1.4kg。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE/98/95/NT 4.0、Mac OS 8.6~9.2.2、Mac OS X 10.0.4~10.1.5/10.2~10.2.8/10.3以降。本体の設定にはWindowsパソコンが必要で、初期設定にはWindows 98以降が必要。ただしDHCPサーバー機能を持ったルーターがある場合は、ワークグループ(Workgroup)とホスト名(HD-HLANxxx)で利用できる。

『WLA2-G54/P』
『WLA2-G54/P』

『WLA2-G54』は、IEEE 802.11g準拠の無線LANブリッジで、ネットワーク設定を簡略化する“AOSS(AirStation One-Touch Secure System)”に対応しており、専用ボタン“AOSSボタン”とAOSS動作確認用LEDを搭載したのが特徴。アクセスポイント間で電波を中継する“リピータ機能”(WDSモード)を搭載するほか、10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X対応)×4ポートのスイッチングHub機能も搭載している。無線LANのセキュリティーは、WPA-PSK(TKIP、AES)、128bit/64bit WEP、電波出力制限機能、プライバシーセパレーター、Any接続拒否などをサポートする。電源はACアダプターを利用し、消費電力は最大6.6W。本体サイズは幅155×奥行き76×高さ200mm、重量は445g。ダイバーシティーアンテナを内蔵しており、外部オプションアンテナも接続可能。付属するアプリケーションソフトの対応OSは、ウェブ対応の導入支援ツール『AirNavigator』がWindows XP/2000/Me/98/95/NT 4.0)、パソコン用の無線LAN環境切り替えユーティリティー『クライアントマネージャ Ver.2』がWindows XP/2000/Me/98 SE)。

無線LANカードセットモデル『WLA2-G54/P』は、『WLA2-G54』と、3月に発表したCardBus対応の無線LAN PCカード『WLI-CB-G54L』(1枚)をセットにした製品。

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