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アスク ジーブス ジャパン、検索サイト“Ask.jp”のβ版を一般向けに公開

2004年08月24日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)アスク ジーブス ジャパンは24日、一般ユーザー向けのウェブ検索サイト“Ask.jp”のベータ版を同日付けで公開したと発表した。

検索結果のイメージ
“Ask.jp”での検索結果のイメージ

これは、米アスク ジーブス社(Ask Jeeves Inc.)が米国と英国で提供している検索サイトの日本版として開始するサービスで、“Teoma(テオマ)”と呼ばれる検索エンジンと検索サイト“Ask.com”の機能を日本語環境向けに最適化して提供するもの。“Teoma”は、検索語に関連性の高い話題のグループを抽出し、独自の順位決定処理により結果を表示するアルゴリズム“サブジェクト・スペシフィック・ポピュラリティ”を採用しているのが特徴。“サブジェクト・スペシフィック・ポピュラリティ”は、検索結果として表示されるウェブページの重要度を判定する際に、検索語と同一のテーマを扱っているサイトからのリンクを評価することで重要度を測るため、一般の検索エンジンより質の高い検索結果が得られるという。検索結果の表示には、重要な部分をダイナミックに抽出し、検索内容との一致部分を太文字で表示する“ダイナミックディスクリプション”と呼ばれる技術も使われている。

さらに、検索結果と同時に、検索語と近い関係にあると分析された絞り込みのヒントとなる語句を表示する“スマートファインダー”や、検索語に関連する話題を持つ検索に役立つと思われる“リンク集サイト”を表示する“エキスパートリンク”などが表示され、探している情報をより的確に検索できるようになっている。

同社では、ベータ版での利用動向を踏まえ、今後、ほかの検索エンジンにはないユーザビリティーの高い機能を順次追加するとしている。

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