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東芝、17インチワイド液晶ディスプレー搭載の新シリーズ“dynabook WX”など2004年秋モデル8機種を発表

2004年09月06日 15時59分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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無線LANやワイヤレスTVチューナーなどに対応したA4ノートパソコン
“dynabook TX”シリーズ

“dynabook TX”シリーズ
“dynabook TX”シリーズ

“dynabook TX”シリーズは5月に発表した『TX/2515LDSW』などの後継で、最薄部27mm、重さ約2.7kgの筐体を採用し“家庭内モバイル”をコンセプトとしたA4ノートパソコン。ラインナップは、CPUにPentium M 725-1.60GHz、IEEE 802.11b/g対応の無線LAN機能を搭載した最上位モデルの『dynabook TX/3516LDSW』、CPUにCeleron M 330-1.40GHzを搭載し、IEEE 802.11b/g対応の無線LAN機能と無線LAN経由でTV視聴/録画が可能なワイヤレスTVチューナーを同梱した『dynabook TX/3514CDSTW』、TVチューナーを内蔵した『dynabook TX/3514CDST』、IEEE 802.11b/g対応の無線LAN機能を搭載しTVチューナーを内蔵しない『dynabook TX/3514CDSW』を用意する。

主な特徴は、CPUに熱設計電力が21Wの“Dothan”コア(開発コードネーム、プロセス技術:90nm)を採用したPentium M 725-1.60GHzもしくはCeleron M 330-1.40GHzを、光ドライブにDVDマルチプラスドライブを、OSにWindows XP Home Edition SP2を搭載することなどが挙げられる。 『TX/3514CDSTW』に同梱されるワイヤレスTVチューナー(PAWTV001)は、IEEE 802.11b/g対応の無線LANに対応し、ワイヤレスでTVを視聴できるのが特徴。そのほかハードウェアエンコードや“ゴーストリデューサ”、“三次元Y/C分離”機能などに対応する。

Pentium M搭載モデルのチップセットはIntel 855GME(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵、メインメモリーから最大64MB共有)を、メインメモリーはPC2700準拠のDDR SDRAM 256MB(最大2GB)を搭載。Celeron M搭載モデルのチップセットはIntel 852GM(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵、メインメモリーから最大64MB共有)を、メインメモリーはPC2100準拠のDDR SDRAM 256MB(最大2GB)を搭載する。そのほかの仕様は共通で、HDDは60GB(Ultra ATA/100)を、光ドライブにDVDマルチプラスドライブ(DVD-RAM書き換え2倍速、DVD-R書き込み4倍速、DVD-RW書き換え2倍速、DVD+RW書き換え2.4倍速、DVD+R書き込み2.4倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き換え8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)を内蔵する。液晶ディスプレーは、上位3機種が輝度約380cd/m2の15インチ“高輝度Clear Super View液晶”パネル(1024×786ドット/1677万色表示)を、下位機種が15インチ“Clear Super View液晶”パネル(1024×786ドット/1677万色表示、輝度/視野角は非公表)を装備する。

通信機能は、2本のダイバーシティー方式のアンテナを内蔵するIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能(3514CDSTは除く)、10/100BASE-TX準拠のEthernet、世界61地域対応のV.90準拠56kbpsファクスモデムを内蔵。拡張スロットはPCカード(Type II×1、CardBus対応)を装備。インターフェースはUSB 2.0×3/IEEE 1394×1/アナログRGB/S-VIDEO出力/オーディオ入出力/アンテナ入力(TX/3514CDSTのみ)など。

バッテリーはリチウムイオンタイプで、駆動時間は『TX/3516LDSW』が約2.1時間、『TX/3514CDSTW』が約1.7時間、『TX/3514CDST』が約1.4時間、『TX/3514CDSW』は約1.8時間(JEITA測定法1.0)。消費電力は最大約60W。本体サイズと重量は幅338×奥行き274×高さ38mm(最薄部27mm)/約2.6kg。アプリケーションとしてMicrosoft Office Personal Edition 2003/Office OneNote 2003などがプレインストールされる。光学式マウスとUSB接続の外付けFDD(TX/3514CDSWのみ)が付属する。



お詫びと訂正:当初、TXシリーズの本体重量を約2.7kgと記載していましたが、正しくは約2.6kgでした。ここにお詫びし訂正いたします。(2004年9月7日)

モバイル性能を向上させたスタイリッシュデザインのB5ノートパソコン
“dynabook CX”シリーズ

“dynabook CX”シリーズ
“dynabook CX”シリーズ

“dynabook CX”シリーズは、デザイン事務所である(株)リアル・フリートと建築・デザイン事務所である(有)インテンショナリーズとの3社共同によるコラボレーションデザインを採用したB5ノートパソコン。秋モデルは、CPUにPentium M 725-1.60GHzを搭載し、60GBのHDD、DVDマルチドライブを内蔵した最上位機種の『dynabook CX/3216LDSW』、CPUにCeleron M 330-1.40GHzを搭載し、DVDマルチドライブを内蔵した中位機種の『dynabook CX/3214CDSW』、3214CDSWの光ドライブをCD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブに変更した『dynabook CX/3214CMSW』の3機種をラインナップする。

5月に発表した夏モデルからの主な変更点は、

CPU
Pentium M-1.50GHz→Pentium M 725-1.60GHz
Celeron M-1.30GHz→Celeron M 330-1.40GHz
HDD
全機種40GB→最上位モデルのみ60GB
DVDマルチドライブ
中位機種のみ内蔵→上位2機種に内蔵
Bluetooth
Bluetooth v1.1→Bluetooth v1.2
OS
Windows XP Home Edition SP1a→Windows XP Home Edition SP2

などが挙げられる。

新たに搭載したBluetooth v1.2は、機器間相互接続時間の短縮や音声やデータ通信の品質向上などの強化を図っているという。OSはセキュリティー機能を強化したWindows XP Home Edition SP2をプレインストールする。

主な仕様は、チップセットにIntel 855GME(グラフィックスアクセラレーター機能内蔵、メインメモリーから最大64MB共有)を、メインメモリーにPC2700準拠のDDRSDRAM 256MB(最大2GB)を搭載。HDDは最上位機種に60GBを下位2機種に40GB(Ultra ATA/100)を、光ドライブは上位2機種にDVDマルチドライブ(DVD-RAM書き換え2倍速、DVD-R書き込み4倍速、DVD-RW書き換え2倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き換え8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)を、下位機種にCD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ(DVD-ROM読み出し8倍速、CD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え16倍速、CD-ROM読み出し24倍速)を内蔵する。液晶ディスプレーは、12.1インチ“Clear Super View液晶”パネル(1024×786ドット/1677万色表示、輝度/視野角非公表)を装備する。

通信機能は、Bluetooth v1.2や2本のダイバーシティー方式のアンテナを内蔵するIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能、10/100BASE-TX準拠のEthernet、世界61地域対応のV.90準拠56kbpsファクスモデムを内蔵。拡張スロットはPCカード(Type II×1、CardBus対応)、SDメモリーカード(MMC非対応)を装備。インターフェースはUSB 2.0×3/IEEE 1394×1/アナログRGB/S-VIDEO出力/オーディオ入出力など。

バッテリーはリチウムイオンタイプで、駆動時間は『CX/3216LDSW』が約4.6時間、『CX/3214CDSW』と『CX/3214CMSW』が約4.3時間(JEITA測定法1.0)。消費電力は最大約60W。本体サイズと重量は幅279.0×奥行き238.0×高さ34.8mm/約2.0kg。アプリケーションとしてMicrosoft Office Personal Edition 2003/Office OneNote 2003などがプレインストールされる。光学式マウスが付属する。

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