京セラコミュニケーションシステム(株)は20日、公衆無線LANのアクセスポイントから社内LANなどのイントラネットにセキュアーなアクセスを可能にするサービスを開始すると発表した。公衆無線LAN事業者と提携し、全国約3000ヵ所の公衆無線LANアクセスポイントを利用でき、ワンクリックでアクセスできるのが特徴。対象となるのは“NET BUREAU”や“KWINS”(法人のみ)のユーザーで、料金はIDあたり月額1575円。
“NET BUREAU(ネットビューロ)”は、統合認証ソリューションサービスで、新機能の“無線・有線LANからのセキュアアクセス機能(IEEE802.1X認証対応)”に対応したクライアントソフトを利用することにより、WEPキーやSSIDを手動で設定せずに公衆無線LAN経由のセキュアーアクセスが可能。PHSデータ通信サービス“KWINS(クインズ)”を併用すれば公衆無線LANのエリア外もカバーできるとしている。
提携した公衆無線LAN事業者とサービスは、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(株)の“無線LAN倶楽部”、ソフトバンクBB(株)の“Yahoo! BBモバイル”、日本テレコム(株)の“モバイルポイント”、FREESPOT協議会の“FREESPOT”、みあこネットの“公衆無線インターネットプロジェクト”。
