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ソニー、ハイビジョン映像をよりリアルに美しく再現する高画質創造技術“DRC-MFv2”を開発

2004年08月11日 23時20分更新

文● 編集部

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ソニー(株)は11日、独自の映像信号処理技術“DRC(デジタル・リアリティ・クリエーション)”をハイビジョンに対応させた“DRC-MFv2(デジタル・リアリティ・クリエーション:マルチ・ファンクション ブイツー)”を開発したと発表した。

図1
“DRC-MFv2”ではよりリアルな映像信号の生成が可能

“DRC”は、標準テレビ信号をハイビジョン信号のフォーマットに変換する技術で、1997年に開発されたもの。信号の補間処理で画素間の情報を埋める“線形補間方式”と異なり、標準テレビ信号とハイビジョン信号の相関特性を利用して、標準テレビ信号から、ハイビジョン信号に近い縦横2倍の情報量を持つ“リアル4倍密信号”を生成するのが特徴。今回開発した“DRC-MFv2”は、DRCをハイビジョン対応にしたもので、標準テレビ信号やさまざまな規格のハイビジョン信号を、フルHDTV(1920×1080画素)相当の画質に引き上げるだけでなく、ハイビジョン信号に対しては、相関特性を利用して、入力信号からそれを超える情報量を持つ仮想信号を生成し、質感や解像感、艶感、遠近感をよりリアルに表現できるという。

クリエーション・ビュー機能のイメージ
クリエーション・ビュー機能

また、入力画像の見たい部分を高画質で切り出す“クリエーション・ビュー(Creation View)”機能も利用可能になるとしており、入力信号の1画素から最大36倍の画素数(標準テレビ信号からハイビジョン信号への変換時)に相当する出力信号を作り出せるため、面積比で最大9倍のズーム機能が利用できるという。

DRC-MFv2搭載LSIの写真
“DRC-MFv2 LSI”

同社では、今後発売する家庭用ハイビジョンテレビ“WEGA(ベガ)”シリーズに順次搭載するほか、既存のテレビと組み合わせられる外付け型機器の開発や、さまざまな場面での応用も検討するとしている。

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