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パソナテック/トレンドマイクロ/マイクロソフトの3社が、中小企業向けに定期訪問型IT支援サービス“IT-Rounderサービス”を開始

2004年08月06日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)パソナテック、トレンドマイクロ(株)、マイクロソフト(株)の3社は6日、中小企業向けにITの導入や運用に関するコンサルティングやメンテナンス作業などを代行するサービス“IT(アイティ)-Rounder(ラウンダー)サービス”を共同展開することで合意したと発表した。

同サービスは、社内にシステム部門を持たない中小企業を対象としており、“IT-Rounder”と呼ばれる人材が、ユーザーのニーズや問題点などをヒヤリングしたうえで、最適なソリューションを提供するというもの。常駐ではなく定期訪問型のサービスにすることでコストを低減したのが特徴。料金は月額4万5000円から。対象地域は東京/神奈川/埼玉/千葉で順次拡大の予定。今後3年間で2000社の導入を見込んでいるという。

サービスイメージ
サービスイメージ

提供するサービスは、基本サービスとして、IT導入時のコンサルティング、IT資産管理支援、セキュリティー対策支援、障害時対応支援、IT情報紹介を提供し、オプションサービスとして、ホームページ構築/運用、グループウェア導入支援、セキュリティー環境構築、ウェブ&メールホスティング導入支援なども用意する。

同サービスでは、パソナテックがサービスの提供主体となり、IT-Rounderの組織化/教育/サービスメニューを提供する。同社に登録されているエンジニアから、準専門技術者を選抜/認定し、定期巡回の基本サービスを提供する体制を整えるとともに、オプションサービスとして、より高度なコンサルティングに対応するための人材“IT(アイティ)-Concierge(コンシェルジュ)”も選抜するという。トレンドマイクロは、ウイルス対策やトレンドマイクロ製品に関する認定資格“TCAE(Trendmicro Certified Antivirus Expert)”“TCSE(Trendmicro Certified Security Expert)”を通じて技術支援を行なうほか、ウイルスの大規模感染発生時の緊急サポートとして駆除方法をいち早く提供する“トレンドマイクロ ウイルス駆除情報サービス”をパソナテックに提供する。

また、マイクロソフトでは、全国IT推進計画の施策と連動させることで中小企業のIT化の促進を図るとしている。

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