(株)アスキーソリューションズは5日、(株)サーフモンキー・アジアが開発した小学校/中学校/高校専用フィルタリングソフト『サーフモンキー』の販売を27日に開始すると発表した。価格は25ユーザー(初年度)の10万5000円から2000ユーザーの168万円まで。
ブロック画面 | ブロックカテゴリー設定画面 |
『サーフモンキー』は、独自開発のワードフィルタリング技術を採用し、同社が不適切としている用語が掲載されている、インターネット上の掲示板やチャットのページをブロックできるのが特徴。URLをブロックリストとしているフィルタリング製品ではブロックできない個人サイトや最新のページもブロックできることから、生徒が不適切なサイトへアクセスすることを防ぎ、学習に集中させることができるとしている。
フィルタリング機能は、入力されたキーワードのチェック、禁止ページ(アダルト/暴力/麻薬/自殺などが含まれる)のアドレスチェック、ウェブページのヘッダーチェック(年齢制限情報で閲覧をブロック)、ウェブページ内で利用されている単語のチェック(独自の単語レベルと出現回数のアルゴリズムを利用)などを搭載しており、ページ内や検索結果に不適切とされる表現が含まれている場合にその部分を伏せ字“****”に置き換える機能も搭載する。学校のレベルに応じたプリセット(小学校/中学校/高校)の3種類を用意する。また、プロキシー機能を内蔵しているほか、フィルタリング設定をウェブブラウザーで一元管理できるという。
『サーフモンキー』 |
対応OSは、Windows 2000 Server、Windows Server 2003。動作クロック周波数が1.0GHz以上のPentium III/Athlon XP、512MBのメモリーを搭載した機種が必要(100ユーザーまでの場合)。モニタリング機能を利用する場合はExcel 2000以降が必要。ライセンスについては、5年間の継続利用が可能なものも用意しているという。