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インターコム、Windows Server 2003にも対応したFAXサーバーソフト『まいと~く FAX Sever 5』を発売

2004年08月03日 22時47分更新

文● 編集部

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(株)インターコムは3日、ファクスサーバーソフトの最新版『まいと~く FAX Sever 5』を30日に発売すると発表した。価格は、『まいと~く FAX Server 5/2回線版』が18万9000円、『同/8回線版』が37万8000円。オプションの追加クライアントは、『5ユーザーパック』の4万2000円から。同社では初年度3000本の販売を見込んでいるという。

製品パッケージ
『まいと~く FAX Sever 5』

『まいと~く FAX Sever 5(マイトーク ファックス サーバー ファイブ)』は、API(アプリケーション プログラム インターフェース)を備えたファクスサーバーとしての基本機能に加え、新機能として、ウェブ帳票ソフト、見積もり/発注書OCRソフト、ERP/CTIなどの業務システムとの連携を想定したファクス送信機能“異文書自動送信機能”や、電子文書ファイリングシステムと連携するための“PDFエクスポート機能”などを搭載したのが特徴。“異文書自動送信機能”は、CSV形式の一連のアドレス情報を定義した“リストファイル”(送信原稿(ファイルパス名)/宛先氏名/会社名/FAX番号など)を作成するだけで、特別なプログラムをくまなくても、複数の異なる文書を複数の送付先に自動送信できる機能。“PDFエクスポート機能”は、受信したファクスをPDFファイルとして出力する機能。そのほか、ドメイン/ワークグループ/アクティブディレクトリに対応しており、送信先ごとの通信パラメーター設定、リダイヤル規制、サーバーのログ/エラーログの自動削除、国外への発信などにも対応している。また、1台のサーバーで最大8回線の制御が行なえる(8回線版にはLow Profile PCI対応の8ポート対応拡張RS-232Cアダプターが同梱される)。

対応OSはWindows Server 2003, Standard Edition、Windows XP Professional SP1以上/2000 Server(SP4以上)/2000 Professional(SP4以上)。ウェブクライアントを利用する場合はIISも必要。対応機種は800MHz以上の動作周波数のCPU(マルチCPUは非対応)を搭載したPC/AT互換機で、モデム(Class1/2対応)が必要。

FAXのクラアント側ソフトとして、ファクスソフト『まいと~く FAX 7 Pro』をベースとした『FAX 7クライアント』とブラウザーベースの『Webクライアント』を用意する。『FAX 7クライアント』では、Word/Excelからのダイレクト送信機能やWordの差し込み印刷、異文書自動送信、PDFエクスポート、データをFAXイメージに変換してメールの添付ファイルとして送信できる“インターネットFAX”、受信FAXの転送、送信失敗時やサーバー障害発生時のメール通知などの機能を搭載する。インターネットFAXの添付ファイル形式は、標準のTIFF Class Fのほか、JPEG/PDF/MFS(まいと~く FAXイメージファイル)も選択可能。そのほか、インチ基準のFAXソフトとミリ基準のFAXの間で発生するサイズの歪みを最小限に抑えて送信する“ミリ基準モード”や、FAXイメージにオリジナルのハンコを押すハンコ機能も利用できる。対応OSは、Windows Server 2003, Standard Edition、Windows XP Professonal SP1以上/2000 Server(SP4以上)/2000 Professional(SP4以上)/Me/98 SE/98。対応機種は、Pentium-300MHz以上を搭載したPC/AT互換機。Webクライアントの対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 6.0/5.5(SP2以上)。

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