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キーボード&ポインティングデバイス。黒と白のツートンカラーが際立つのがこの面。ポインティングデバイスはスクロールボタン付きのタッチパッド |
本体底面。通風のために設けられたスリットからファンが2つ装備されている見える。そのうち、右上のファンは大きめのサイズ |
ビデオチップはカナダATIテクノロジーズ社のATI MOBILITY RADEON 9200(ビデオメモリー32MB)またはATI MOBILITY RADEON 9700(64MB)のいずれかを選択可能。液晶ディスプレーは『EDiCube F550H/P』が15インチSXGA+(1400×1050ドット)表示で表面に光沢処理を施して発色を高めた“あざやか液晶”パネル、『EDiCube F530H/P』は15インチXGA(1024×768ドット)表示のTFT液晶パネルを搭載(いずれも表示色数は1677万色)。 このほか、メインメモリーは256~2048MB(PC2700 DDR SDRAM、メモリースロットはSO-DIMMスロット×2)、HDDは30~80GB(UltraATA/100接続)、光ディスクドライブはCD-RW&DVD-ROMコンボドライブ/DVD±R/RWドライブ/DVDマルチプラス(DVDスーパーマルチ)ドライブからそれぞれ選択できる。CPUの性能面もさることながら、ベースモデルやB.T.O.で選択できるスペックも強力で、3Dゲーム(スクウェア・エニックスのオンラインRPG『FINAL FANTASY XI』の動作認定モデルも用意)や動画編集などにも対応できる構成に仕立て上げることが可能だ。
ネットワーク機能としては、10/100/1000BASE-T準拠のGigabit Ethernet機能とV.90準拠の56kbpsファクスモデムを内蔵し、オプションでIEEE 802.11a/b/g準拠の無線LAN機能も追加可能となっている。インターフェース類は、PCカードスロット(TypeII×1、CardBus対応)、SDメモリーカード/MMC/メモリースティック(Pro対応、ただしパラレル転送や著作権保護機能“マジックゲート”には非対応)の3種類のメモリーカードに対応する“3 in 1メモリーカードスロット”、USB 2.0×5、IEEE 1394(4ピン)×1、TV出力(S-Video出力)×1、外部アナログRGB出力、オーディオ入出力、パラレルを持つ。
本体左右側面。PCカードスロット、IEEE 1394ポート、オーディオ入出力は左側面、光ディスクドライブと3ポートのUSB 2.0、3 in 1スロットは右側面に配置 |
本体前面および背面。前面には音楽CD再生キーが、背面には各種ポート類が並ぶ。USBポートは合計5ポート装備と充実 |
本体サイズは幅328×奥行き270×高さ42(最薄部27)mm、重量は約3.3kg。バッテリーはリチウムイオンタイプで、JEITA測定法V1.0による駆動時間は約1.1時間(オプションで容量が2倍(4400mAh)の“リチウムイオンバッテリー4400”も選択可能)。同社ハイエンドモデルでPentium M搭載の『Endeavor NT7100Pro』に比べるとバッテリー駆動時間は及ばないものの(NT7100Proは約5時間)、据え置き使用が主となる本機の場合には、それほど気にならないだろう。
プレインストールOSはWindows XP Home Edition(製品名の末尾が“H”のモデル)、またはWindows XP Professional(同じく“P”のモデル。価格は“H”に+7350円となる)。また、B.T.O.により、Microsoft Office Personal Edition 2003/Standard Edition 2003/Professional Enterprise Edition 2003が追加可能で、映像編集ソフト『Symphomovie』が標準で付属する。
同社のハイエンドノート『Endeavor NT7100Pro』(写真をクリックするとニュース記事に移動します) |
AMDとインテル、Athlon 64/XP-MとPentium Mというプラットフォームの違いはあるものの、スペック面的には一見すると“どちらもハイスペックノート”と見れるので、なかなか差別化が難しいところはある。しかし、その差別化の難しさを、ブランドやデザイン、基本コンセプトの違い、という切り口で果たしている点が本機の特徴だ。明確な使用目的を持って細かくカスタマイズを行なっていくなら“Endeavor”ブランドの『Endeavor NT7100Pro』がオススメだが、リビングなどのプライベートな空間で“何かを”楽しむパソコンがちょっと手頃な価格で欲しい、ということであれば“EDiCube”ブランドの本機がぴったりと言えるだろう。
SPEC | |
製品名 | EDiCube F550H/P、EDiCube F530H/P |
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CPU | モバイルAthlon 64-3000+/3200+/3400+またはモバイルAthlon XP-M-2800+から選択 |
チップセット | nForce 3 Go 150 |
メモリー | 256~2048MB(PC2700 DDR SDRAM、SO-DIMMスロット×2) |
ビデオチップ | ATI MOBILITY RADEON 9200(ビデオメモリー32MB)またはATI MOBILITY RADEON 9700(64MB)から選択 |
HDD | 30~80GB(UltraATA/100接続) |
光学ドライブ | DVDマルチプラスドライブ/コンボドライブ/CD-ROMドライブから選択 |
液晶ディスプレー | EDiCube F550H/P:15インチSXGA+“あざやか液晶”、『EDiCube F530H/P:15インチXGA |
拡張スロット | PCカードスロット(TypeII×1、CardBus対応)、3 in 1メモリーカードスロット(SDメモリーカード/MMC/メモリースティック(Pro対応/マジックゲート非対応)) |
通信 | 10/100/1000BASE-T、V.90準拠56kbpsファクスモデム(IEEE802.11a/b/g準拠無線LANをB.T.O.で追加可能) |
インターフェース | USB 2.0×5、IEEE 1394(4ピン)×1、TV出力(S-Video出力)×1、外部アナログRGB出力、オーディオ入出力、パラレル |
サイズ | 幅328×奥行き270×高さ42(最薄部27)mm |
重量 | 約3.3kg |
OS | EDiCube F550H/EDiCube F530H:Windows XP Home Edition、EDiCube F550P/EDiCube F530P:Windows XP Professonal |