日本ヒューレット・パッカード(株)は2日、NAS(Network Attached Storage)のエントリー向け製品として『HP StorageWorks(ストレージワークス) NAS 1500s』を発表した。価格は34万6500円からで、8月上旬に出荷を開始する。併せて最新のドライバーを含むアップデートソフト『HP StorageWorks NASフィーチャーパック』の無償配布も開始する。
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| 『HP StorageWorks NAS 1500s』 |
『HP StorageWorks NAS 1500s』は、中堅/中小企業やSOHOのファイルサーバーやプリントサーバーなどを想定した1Uラックマウントサイズのサーバーで、Pentium 4-3.20GHz/Celeron-2.66GHz、512MBのメモリー(最大4GB)を搭載し、ハードウェアRAID機能とホットスワップ対応のHDD(250GB/80GB、毎分7200回転、シリアルATA)×4個を搭載するのが特徴。サポートするプロトコルは、CIFS、NFS、NCP、AFP、HTTP、FTP。本体サイズは幅428.6×奥行き596.9×高さ43.2mm、重量は12.24kg。OSはWindows Storage Server 2003を搭載し、NAS用ユーティリティーソフトとして、ネットワーク接続を容易に行なえるようにする『Rapid Launch』や、OS/アプリケーションを初期状態に復旧する『クイックリストア』などが付属する。また、11月に提供予定の外部ストレージシステム『HP StorageWorks MSA 20』を利用すれば最大4TBまで拡張可能という。
『HP StorageWorks NAS 1500s』には、Celeron-2.66GHz/512MBのメモリー/80GBのHDDを搭載し容量が320GBの『HP StorageWorks NAS 1500s 320GBモデル』と、Pentium 4-3.20GHz/1GBのメモリー/250GBのHDDを搭載し容量が1TBの『HP StorageWorks NAS 1500s 1TBモデル』をラインアップする。価格は、320GBモデルが34万6500円、1TBモデルが47万2500円。
『HP StorageWorks NASフィーチャーパック』は、HP StorageWorks NAS 1200s/2000s/4000s/9000s用のソフトウェアパック。同ソフトをインストールすることで、HP StorageWorks NAS 1200s/2000sをExchange Server 2003のデータベースやログファイルを格納するデータストアーとして使用できるという。ダウンロードとCDで配布する。
