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IPoXから上級者向けPentium M対応マザーボード2モデルが同時に発売!

2004年07月28日 22時40分更新

文● 増田

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「IP-4MTP2G」 「IP-4MTS2B」
工業向けのPICMG規格となる「IP-4MTP2G」サイズ203×146mmとなるMini-ITXに近い大きさの「IP-4MTS2B」

 先週、Micro ATXフォームファクタのPentium M対応マザーボード「IP-4MTI2H」を発売したIPoXから、同じくPentium Mに対応したマザー2モデルが本日登場している。どちらも、工業向け製品のためか変わった形状となっているのが特徴だ。



■203×146mmの特殊規格「IP-4MTS2B」

パッケージ 電源コネクタ
パッケージは全てのモデルがダンボール。先週発売されたMicro ATXの「IP-4MTI2H」も週明けから広く出回っている電源コネクタには特殊な8ピンを使用しているが、こちらも付属の20ピン変換ケーブルを使う
バックパネル 専用クーラー
背面バックパネルは付かないので注意CPUとチップセット一体型の専用クーラーがどのモデルにも付属

 まずはじめに紹介するのが、「IP-4MTS2B」という製品。一見するとMini-ITXフォームファクタに似た形状だが、サイズは203×146mm。Mini-ITXの規格である170×170mmとは若干異なるものとなっている。そのため、搭載するケースは自分で探す必要があり、上級者向けの製品といえよう。なお、販売ショップのひとつUSER'S SIDE本店では「キューブ型ケースに搭載できるかもしれない」とのこと。
 スペックはチップセットに“i855GME+ICH4”を採用。拡張スロットの構成は、PCI×1にPC2700(DDR333)対応DDR DIMM×1となる。また、オンボードのインターフェイスにはチップセット統合のVGA機能のほか、Intel製コントローラチップによるギガビットイーサネット、サウンドを搭載。付属品には、CPUとチップセット一体型の専用クーラーのほか、IDEケーブル、パラレル/USB2.0ブラケットが同梱するが、背面バックパネルは付かないので注意。電源コネクタには特殊な8ピンを使用しているが、こちらも付属の20ピン変換ケーブルを使うようだ。価格は高速電脳で4万254円(完売)、OVERTOPで4万2800円、USER'S SIDE本店本店で4万4940円となっている。



■PICMG規格「IP-4MTP2G」

左側 右側
左側にCPUソケットとチップセット“i855GME”、PC2700(DDR333)を2GBまで搭載可能なDDR DIMM×2右側に“ICH4”やその他オンボードインターフェイス類となっている
ブラケット部 付属のブラケット
インターフェイスカードのようなブラケット部に用意されたコネクタは、PS2とDVI、LANのみその他USBやシリアル、パラレル、VGAといったコネクタは別途付属のブラケットを使用する

 もうひとつの「IP-4MTP2G」は、さらに変わった形状だ。自作PC用マザーボードではまず見かけることはないであろうPICMG(PCI Industrial Computer Manufacturers Group)規格を採用した製品だ。このPICMGは、サイズ338×122mmとなる工業向けのマザーボードの規格で、基板側面にはPCIとISAスロットが並んでいる。本来であれば、バックプレーンボードと呼ばれる専用基板に複数枚差して使用するもので、通常秋葉原のパーツショップで販売されているマザーボードとは全く異なった仕様となる。
 基板本体を見てみると、左側にCPUソケットとチップセット“i855GME”、PC2700(DDR333)を2GBまで搭載可能なDDR DIMM×2。中央上部にCFカードスロットを装備し、右側に“ICH4”やその他オンボードインターフェイス類というレイアウトになっている。インターフェイスカードのようなブラケット部に用意されたコネクタは、PS2とDVI、LANのみ。その他USBやシリアル、パラレル、VGAといったコネクタは別途付属のブラケットを使用する。電源コネクタは、通常バックプレーンボードに用意されているため、このボード自体には用意されていない。どのように使用するかは、購入した人次第。結果、使用にはかなりハードルの高い製品で、どちらかというと貴重なコレクターズアイテムといったマザーボードといえるかもしれない。価格は高速電脳で4万3890円、OVERTOPで4万4800円となっている。

  

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