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多チャンネル同時録画可能なキャプチャカードセットがデモ中!

2004年07月25日 19時49分更新

文● 水野

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 アイ・オー・データ機器の「挑戦者」ブランドから、7月末にTVチューナ/ビデオキャプチャカード3枚をセットにした製品「Channel Tank」が登場する。この週末にI・OプラザAKIBAで開催されている「2004年 夏の挑戦者イベント」では、製品2セットを使用し、多チャンネル同時録画に対応したキャプチャソフトとの併用で6チャンネルの同時録画をするというデモを実施中だ。

「Channel Tank」 「I-O DATA mAgicTV Server ConceptVersion」
TVチューナ/ビデオキャプチャカードの3枚セット「Channel Tank」「I-O DATA mAgicTV Server ConceptVersion」。アイ・オー・データ機器のウェブサイトで公開中だが、評価版につきサポートは一切なし
「GV-MVP/RX」 シュール
カード本体はアイ・オー・データ機器製TVチューナ/キャプチャカード「GV-MVP/RX」6本のPCIスロット全てに、同型のカードが差さっている光景というのはなかなかシュール

 「Channel Tank」は、アイ・オー・データ機器製TVチューナ/キャプチャカード「GV-MVP/RX」のカード本体3枚から構成される。これに、同社ウェブサイトで公開中のキャプチャソフト「I-O DATA mAgicTV Server ConceptVersion」を組み合わせることにより多チャンネル同時録画が可能となる(ただし、現在のところは評価版につきサポートは一切なし)。
 「I-O DATA mAgicTV Server ConceptVersion」は、複数のキャプチャデバイスを同時にコントロールすることにより並行録画を可能とするもので、「Channel Tank」が2セットあれば、計6枚のキャプチャカードを1台のPCに差すことで6チャンネルの同時録画ができる。このほか、「I-O DATA mAgicTV Server ConceptVersion」は同じくアイ・オー・データ機器製Low Plofile対応TVチューナ/キャプチャカード「GV-MVP/RXLE」、USBキャプチャユニット「GV-MVP/RZ」にも対応。同時に差せる枚数が物理的に限られるPCIカードとは異なり、「GV-MVP/RZ」を使用すれば、上限となる12チャンネルの同時録画が可能となっている。
 前述したようにカード本体は「GV-MVP/RX」ということで、カードの仕様については同製品の記事を参考にされたい。ただし、「GV-MVP/RX」に含まれるカード本体以外の付属品はすべて無しとなっている点は注意。予価は4万3000円前後。

「Movie Tank」 操作インターフェイス
単体でのMPEG1/2/4ファイルのTV再生が可能な3.5インチ外付けHDDケース「Movie Tank」操作インターフェイスはアイ・オー・データ機器製ネットワークメディアプレーヤ「AVeL LinkPlayer」に準じるとのこと。

 イベントではこのほか、5月のイベントで試作品が公開されていた「挑戦者」ブランド製品の完成版が展示中。単体でのMPEG1/2/4ファイルのTV再生が可能な3.5インチ外付けHDDケース「Movie Tank」(7月末発売予定、予価1万6000円前後)などをはじめ、7月末~8月末にかけて次々と販売開始となる予定。こちらも注目だ。

「SOTO-3.5XUE」 「SOTO-HDWUE」
3.5インチUSB2.0/IEEE1394接続HDD外付けケース「SOTO-3.5XUE」。8月末発売予定で予価9000円前後3.5インチUSB2.0/IEEE1394接続HDD2台外付けケース「SOTO-HDWUE」。7月末発売予定で予価1万4000円前後
「SOTO-HDZUE」 「SOTO-DVPUE」
3.5インチUSB2.0/IEEE1394接続HDD4台外付けケース「SOTO-HDZUE」。7月末発売予定で予価3万円前後スリムタイプ光学ドライブUSB2.0/IEEE1394接続外付けケース「SOTO-DVPUE」。7月末発売予定で予価8000円前後
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