日本HP、915G Express搭載のビジネス向けデスクトップ“HP Compaq Business Desktop dc7100”などを発売

日本ヒューレット・パッカード(株)は22日、ビジネス用デスクトップパソコン“HP Compaq Business Desktopファミリ”の新製品として、チップセットに915G Expressを搭載した“HP Compaq Business Desktop dc7100シリーズ”、865GVを搭載した“HP Compaq Business Desktop dc5000シリーズ”、“HP Compaq Business Desktop dx2000シリーズ”を、ビジネス用ノートパソコン“HP Compaq Business Notebookファミリ”の新製品として、Pentium M/Celeron M搭載の3スピンドルA4オールインワンモデル“HP Compaq Business Notebook nx9040シリーズ”を追加すると発表した。同日付けで受注を開始する。すべて国内生産となる。価格は、dc7100が11万9700円から、dc5000が8万3790円から、dx2000が5万2290円から、nx9040が13万6290円から。販売代理店や販売パートナー経由、リセラー、直販“HP Directplus”などで販売する。

『HP Compaq Business Desktop dc7100 MT』		『HP Compaq Business Desktop dc5000 SF』

dc7100/dc5000は、主にシステムの安定性や全体管理を容易にしたい大企業向けの製品群。セキュリティー機能や拡張性を持たせたほか、長期サポート(3年間オンサイト)を提供するのが特徴。dc7100がハイエンドモデル、dc5000がローエンドモデルとなる。dc7100には、Pentium 4と915G Express、シリアルATA対応HDD(毎分7200回転)を搭載し、省スペース型の筐体を採用した『HP Compaq Business Desktop dc7100 SF』、ミニタワー型筐体を採用した『HP Compaq Business Desktop dc7100 MT』をラインアップする。筐体サイズは“SF”が幅100×奥行き379×高さ338mm、重量が約9.5kg、“MT”が幅167×奥行き452×高さ448mm、重量が約15.9kg。インターフェースは、10/100/1000BASE-T、USB 2.0×8(前面2、背面6)、シリアル、パラレル、PS/2×2ほかを装備する。OSはWindows XP Professionalを搭載し、B.T.OとC.T.Oに対応する。dc5000には、dc7100 SFと同じデザインの省スペース型筐体を採用した『HP Compaq Business Desktop dc5000 SF』をラインアップする。USB 2.0は6ポート(前面2、背面4)となる。筐体サイズは幅100×奥行き383×高さ365mm、重量は約10.09kg。

『HP Compaq Business Desktop dx2000 ST』

dx2000は、価格性能比の高いシステムが必要なSOHO/中小/中堅企業向けの製品で、C.T.O.に対応する。Celeron D 325-2.53GHz/Pentium 4-2.80AGHzと865GVチップセットを搭載した省スペース型モデル『HP Compaq Business Desktop dx2000 ST』をラインアップする。本体サイズは幅100×奥行き383×高さ338mm、重量は約10.09kg。OSはWindows XP Professional/Home Editionを選択できる。

同社では、ハイエンドモデルとして、Pentium 4と915G Express、シリアルATA対応HDDを搭載した“dx6100シリーズ”を8月上旬に提供する予定という。

『HP Compaq Business Notebook nx9040』

『HP Compaq Business Notebook nx9040』は、2次(L2)キャッシュメモリーが2MBのPentium M 715/725またはCeleron M 320、855GMチップセットを採用し、FDD/30GBのHDD/光ディスクドライブの3種類のドライブを内蔵した3スピンドルのA4オールインワンノートで、初期導入費用を抑えたい中小/中堅企業から大企業/官公庁までをターゲットにした製品。14.1インチXGA液晶ディスプレーを搭載し、光ディスクは24倍速CD-ROMドライブや24倍速CD-R書き込みのCD-R/RW＆DVD-ROMコンボドライブを選択可能。10/100BASE-TX、USB 2.0×2、IEEE 1394、V.92対応56kbpsモデムなどのほか、シリアル、パラレル、赤外線ポートなどのレガシーインターフェースも搭載している。拡張スロットはPCカード(Type II×2またはType III×1、CardBus対応)。電源はリチウムイオンバッテリーとACアダプター。バッテリー駆動時間は約3.6時間(同社調べ)。本体サイズは幅329.2×奥行き272.3×高さ38.7mm、重量は約2.9kg(コンボドライブ搭載時は約3.15kg)。OSはWindows XP Professional。キーボードはキーピッチが19.05mm、ストロークが2.5mm。5個の“イージーアクセスインターネットボタン”や、タッチパッドの誤操作を防ぐ“タッチパッドオン/オフボタン”なども装備している。

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