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バッファロー、“AirStation Booster”で通信距離が約1.7倍の無線ブロードバンドルーター『WZR-HP-G54』を発売

2004年07月22日 21時20分更新

文● 編集部

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(株)バッファローは22日、“2.4GHz・54Mbps HighPower無線LAN AirStation BroadBandルータ コンプリートモデル”として、電波の出力を増幅する“AirStation Booster”を内蔵することで通信距離を約1.7倍(同社調べ)にしたIEEE 802.11g準拠の無線LANブロードバンドルーター『WZR-HP-G54』を発表した。価格は2万7400円(税別)。8月中旬に出荷の予定。無線LAN PCカードとのセットモデル『WZR-HP-G54/P』も発売する。価格は3万500円(税別)。8月上旬に出荷の予定。

『WZR-HP-G54』 『WZR-HP-G54/P』
『WZR-HP-G54』『WZR-HP-G54/P』

『WZR-HP-G54』は、“AirStation Booster”のほか、無線LANの接続やセキュリティーの設定を容易にする“AOSS(AirStation One-Touch Secure System)”技術や、空きチャンネルを探して電波の干渉を防止する“Autoチャンネル機能”、Windows XPで利用できる独自の高速化機能“フレームバーストEX”を搭載しているのが特徴。“AirStation Booster”以外の基本機能は6月に発表した『WZR-G54』と同等で、有線部の実効スループットは約96Mbps(SmartBits2000では98.7Mbps)。セキュリティー機能として、ステートフルパケットインスペクション(SPI)やアタックブロック、VPNパススルー(PPTP/IPsec)に対応しており、無線LANのセキュリティー機能では、128bit/64bit WEP、WPA-PSK(TKIP、AES)、電波出力制限機能、プライバシーセパレーター、Any接続拒否などをサポートする。インターフェースはWANが10/100BSE-TX、LANが10/100BASE-TX×4でAuto MDI/MDI-Xに対応。LANポートはストアー&フォワード方式のスイッチングHubとなっており、MACアドレス登録数は1024。本体サイズは幅38×奥行き140×高さ174mm、重量は345g。ダイバーシティーアンテナを内蔵する。電源はACアダプター(AC100V)を利用し、消費電力は最大約6.0W。無線LAN接続ユーティリティー『クライアントマネージャ2』(Windows XP/2000/Me/98 SE対応)が付属する。

同社では、オプションアンテナとして『WLE-NDR』を用意しており、電波出力が大きいことからほかの高感度アンテナを併用すると電波法に違反する恐れがあるとしている。

『WZR-HP-G54/P』は、『WZR-HP-G54』にCardBus対応の無線LAN PCカード『WLI-CB-G54S』を1枚セットにした製品。セキュリティー機能は、128bit/64bit WEP、WPA-PSK(IEEE 802.1x/EAP、TKIP、AES)をサポートする。カードサイズは幅54×奥行き118×高さ6.5mm、重量は38g。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。

併せて、コンパクトフラッシュの新製品として、容量が512MBの『RCF-X512MY』と1GBの『RCF-X1GY』を発売すると発表した。価格はオープン。8月上旬に出荷の予定。

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