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“コウモリ”と“クマ”!? なんとも変わった形状のCPUクーラーが発売予定

2004年07月07日 23時17分更新

文● 増田

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「BAT1VS」 上から
「BAT1VS」は、その名の通り“コウモリ”をイメージしたような流線型のヒートシンクが特徴のタワー型CPUクーラーだ上から。コウモリの羽の部分は付属のLEDケーブルを取り付けることで 青く光る

 サイズから、なんとも変わった形状のCPUクーラー「BAT1VS」が来週にも発売される予定だ。CPUクーラーに採用するには大きめの12cm角ファンを装備した製品で、別に「BEAR1VS2」という2つの8cm角ファンを装備したモデルもある。



横から ファン側
横から。平らな片面側に巨大な12cm角ファンを装備ファン側。12cmと大きいために、ヒートシンクは見えない
ヒートシンク正面 CPU接地部分
ヒートシンク正面。クーラー全体のサイズが126(W)×90(D)×152(H)mmと大きいために、装着するケースは選ぶことになりそうだCPU接地部分。同梱のプレートを使用することで最新のLGA775をはじめSocket478/754/939/940と幅広く対応する

 「BAT1VS」は、その名の通り“コウモリ”をイメージしたような流線型のヒートシンクが特徴のタワー型CPUクーラーだ。巨大な12cm角ファンは片面に装着されており、中央にヒートパイプが仕込まれたアルミのヒートシンクを冷却する構造となっている。ファンコントローラが付属しファン回転数は1100rpm~2000rpm(19.5dB~31.5dB)。対応するCPUソケットは、同梱のプレートを使用することで最新のLGA775をはじめSocket478/754/939/940と幅広く対応する。さらに、こちらも付属のLEDケーブルを取り付けることで、上部やヒートシンクが青く光るというギミックも施されている。ただ、クーラー全体のサイズが126(W)×90(D)×152(H)mmと大きいために、装着するケースは選ぶことになりそうだ。



「BEAR1VS2」 付属品
「BEAR1VS2」名前やパッケージ記載のイラストから“クマ”を連想させるが、製品自体にはそれら“クマ”的要素は見当たらない付属品の構成は、どちらも同じだ
クマのイラスト コウモリ
「BEAR1VS2」のパッケージ。クマのイラストが見えるこちらは「BAT1VS」のパッケージ。当然のようにコウモリのイラストが

 もうひとつの「BEAR1VS2」は、その名前やパッケージ記載のイラストから“クマ”を連想させるが、製品自体にはそれら“クマ”的要素は見当たらないという不思議な一品だ。ヒートパイプを採用するヒートシンクの基本的な構造は、先に紹介した「BAT1VS」と似たものだが、ご覧の通り両サイドに8cm角ファンを装備したモデルとなる。吹きつけと吸出しの2つのファンの回転数は1300rpm~2900rpm(15dB~31dB)。その他、付属品の構成も「BAT1VS」と同じで、対応CPUも変わらない。もちろんファンコントローラはつまみが2つ付いたもの。
 「BEAR1VS2」のような形状のCPUクーラーは別段珍しいものではないが、「BAT1VS」の方はかなり変わった製品といえる。使い勝手など未知な部分は多いが、ユニークな製品であることは間違いない。現在アーク、OVERTOP、クレバリー1号店、フェイスで実機が展示中。価格はどちらも5000円前後になりそうだ。



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