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「心の琴線に触れる、音楽と映像の体感イベント」――A&Vフェスタ2004開催概要が発表

2004年07月06日 22時27分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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“A&Vフェスタ2004”の告知ポスター

(社)日本オーディオ協会は6日、東京・大手町の経団連会館で記者説明会を開催し、今年9月に行なわれるオーディオ&ビジュアル関連のハードウェアとソフトウェアを集めた展示会“A&Vフェスタ2004(えーあんどぶいふぇすた にいまるまるよん)”の開催概要を発表した。昨年に続いて会場は横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜で、会期は9月22日~25日。今年は入場無料にして(前回は入場料1000円)、家族連れやカップルでの多数来場を見込むとしている。



(社)日本オーディオ協会 会長の鹿井信雄氏
挨拶に立つ(社)日本オーディオ協会 会長の鹿井信雄氏

開催概要

主催
(社)日本オーディオ協会
企画・運営
A&Vフェスタ2004実行委員会、A&Vフェスタ2004事務局
会場
パシフィコ横浜(C&Dホール、アネックスホールおよび付帯設備)
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
テーマ
「心の琴線に触れる、音楽と映像の体感イベント」
会期・開催時間
2004年9月22日(水)~25日(土)
午前10時~午後6時(特別招待日・招待時間は設けず)
入場料
無料
公式ウェブサイト
http://www.jas-audio.or.jp/festa2004/

主な企画・イベント

カーAVゾーン
実車を会場に並べ、車の中にAV機器を搭載した展示コーナー。カーシアターを実機で体験できる
ホームシアターゾーン
ホームシアターのデモンストレーションのほか、評論家による相談会を併設
次世代オーディオソフトゾーン
ネットワーク経由の音楽データ配信サービス“any Music”、デジタルラジオ放送、DVD AudioやSACDといった高品質音楽メディアなどを集中展示
アクセサリゾーン
オーディオアクセサリを集中展示、毎年人気のコーナー
フリーブースゾーン
メーカーが独自の企画を持ち込み展示するスペースで、今年は特に“ライフスタイルを提案するような企画”を各社に依頼中
イベントゾーン
スピーカーの製作など、将来のオーディオファンを増やす体感イベントを実施
A&Vフェスタ2004実行委員会委員長の山本喜則氏
詳細を説明するA&Vフェスタ2004実行委員会委員長の山本喜則氏

説明会には(社)日本オーディオ協会 会長の鹿井信雄(かのいのぶお)氏、A&Vフェスタ2004実行委員会委員長の山本喜則(やまもとよしのり)氏、催事委員会委員長の佐藤晴重(さとうはるしげ)氏、実行委員会副委員長の周田悦治(しゅうだえつじ)氏らが出席。昨年から会場やコンセプトを一新したA&Vフェスタの開催趣旨や背景について説明した。

会場の見取り図
会場の見取り図。薄い水色の部分がフェスタで使用する会場

まず鹿井氏が挨拶に立ち、「昨年から会場を横浜に移したことで家族連れの来場が増えた。今年はさらに入場無料になったので、より多くの人が参加することを期待している。今年は五輪イヤーでAV家電製品も活況と聞いている。また、デジタル/IT/ネット時代の昨今、協会でも10年先のオーディオ環境を見越した製品作り、サービス提供を心がけていきたい」と述べた。

フェスタの詳細については山本氏が、「リニューアルした1年目(昨年)は成功だったと自負しているが、2年目も盛況でこそ本当の成功を収めたといえる」と切り出し、今年の同フェスタにかける意気込みをあらわにした。

会場の区分けとイメージ図。写真はカーAVゾーン こちらはホームシアターゾーン 新世代オーディオ・ソフトゾーン
会場の区分けとイメージ図。写真はカーAVゾーンこちらはホームシアターゾーン新世代オーディオ・ソフトゾーン
毎回好評というオーディオアクセサリーゾーン 各社がそれぞれ独自のブースを出展するフリーブースゾーン 別階の会議室などに設けられたリスニングゾーン
毎回好評というオーディオアクセサリーゾーン各社がそれぞれ独自のブースを出展するフリーブースゾーン別階の会議室などに設けられたリスニングゾーン

現時点での出展予定者数は71で、80を目標としている(昨年は83社・者)。来場者は、渋谷から会場まで直通(約30分)の東急東横線・みなとみらい線の開通による交通の便の向上から、昨年の6万3000人を上回る8万人を見込んでいるという。展示会場も昨年使用したDホール(6700m2)に、今年はCホール(3300m2)を加えた1万m2をメイン会場とし、さらに各社からオーディオ機器の試聴やトークセッションを行なうべくアネックスホールや2階会議室などを利用する。トークセッションでは、23日に俳優・映画監督の竹中直人氏、25日には俳優の角野卓造氏と二胡奏者の許可(シュイ・クゥ)氏を招く予定だという(許可氏は生演奏も行なわれる)。

フェスタの会期とほぼ同時期に、都内でも3つのオーディオ関連イベントが開催される
フェスタの会期とほぼ同時期に、都内でも3つのオーディオ関連イベントが開催される

なお、昨年の同フェスタは10月23日に開催されており、今年は約1ヵ月前倒しでの開催となる。この理由について山本氏は、「ほぼ同時期に“インターナショナルオーディオショウ”(東京国際フォーラムで9月24日~26日)、“ハイエンドショー東京”(東京交通会館で9月24~26日)、“真空管オーディオフェア”(損保会館で9月25、26日)というオーディオ関連のイベントが集中して開催される。特に地方からのオーディオファンには一度に多くのイベントに参加できるため、メリットがあるだろう」と述べた。

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