ソニーマーケティング
3万1290円
カメラマンの吉田氏近影。音楽/パソコン雑誌の人物/製品写真、音楽事務所や外資系レコード会社のフライヤー(広報宣伝用チラシ)/Web向けのアーティスト写真、企業のカタログ/パンフレット/入社案内向けの写真などを中心に活動する。(株)自由国民社の絵本「どこどこ?セブン」シリーズにも携わっている |
ソニーマーケティング(株)は、2.5インチ40GB HDDを内蔵したHDDフォトストレージ「HDPS-M1」を6月18日に発売した。価格は3万1290円。ソニーマーケティングのECサイト“ソニースタイル”での専売製品なので、実際に買ってみるまでその本体に触れることはできない。そこで今回は、プロカメラマンの吉田 武(よしだ たける)氏が、モデル撮影会でその実力をチェックした。
広くデジタル一眼レフユーザーをターゲットにした製品
HDPS-M1。幅135×奥行き92×高さ30mm、約300g。動作は、正面のLEDランプで確認する |
本製品はこちらから購入いただけます。画像をクリックすると“SONY Flash on ASCII”に移動します。 |
ソニーのHDPS-M1は、デジタルカメラの画像データを直接読み込んでバッテリー駆動のHDDに保存するストレージ製品だ。同社によれば、デジタル一眼レフカメラが各メーカーから発売されているが、HDPS-M1は主に高性能のデジタルカメラユーザーに向けた、外出先でのメモリー不足問題を解消するための製品だという。同様のコンセプトの製品は他社からも市販されているが、デジタルカメラメーカーであるソニーから発売された製品として注目したい。
まず対応するメディアだが、ソニー製ということで当然、メモリースティック Duo、メモリースティックProを含むすべてのメモリースティックに対応する。さらに、コンパクトフラッシュカード(TypeI/II)に対応するのもポイントだ。これにより、例えば私が今回のレポートで使用したキヤノン(株)の「EOS D60」や「EOS D30」などでも使用できる。
内蔵の1.8インチHDDは40GBとデジタルカメラのデータを扱うには十分。保存する画像のサイズや枚数を気にすることなく、ガンガンコピーできる。USBケーブルでパソコンに接続すれば、外部HDDとして認識される。
左側面。メモリースティックスロットとCFカードスロットを備える | 右側面。USB(mini-B)、DC-INが並ぶ |