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【NetWorld+Interop 2004 Tokyo Vol.4】松下、“RFID情報収集ソリューション体験”をブース全体で展開

2004年07月02日 23時28分更新

文● 編集部 小板謙次

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RFIDをブースに導入し、来場者動向をつかむ!

昨年までは2次元バーコードをブースに導入していた松下電器産業(株)だが、今年はRFIDを展開。“RFID情報収集ソリューション体験”を実施していた。

登録コーナー 登録コーナー
“RFID情報収集ソリューション体験”の登録コーナー

来場者は体験ブースの受付で登録後、名刺大のRFIDパスを受け取り専用ゲートへ。各製品展示コーナーにはタグリーダーが用意されており、興味がある場合はリーダーにかざすと来場者の情報が読み取られる。実は登録した段階で情報は同社の認証サーバーに送られ、登録したメールアドレスに登録完了のお知らせと、来場者専用ページのURLが届く。そのページにはマーキングした情報がリストアップされる。帰宅後に、各ブースの展示パネルイメージや関連のカタログ、事例紹介など詳しい情報が閲覧できる。

RFIDパス RFIDパス
登録するとRFIDパスが与えられる。もちろんブース内は従来通りRFIDを利用しなくても自由に見て回ることが可能だ
ゲート リーダー
各展示コーナーで詳しく知りたい展示物があれば、そこに設置されているリーダーにRFIDパスをかざす
専用ページ ブースに掲示されていた図も見ることができる
登録と同時に専用ホームページが用意される。各コーナーのリーダーでマーキングした製品が一覧表示され、帰宅後あるいは帰社後、詳しい情報が閲覧できる

パナソニックシステムソリューションズ社ユビキタスセキュリティー事業推進センター 事業推進グループITソリューションチームの井上拓也氏は「30日、1日の2日間で約1000人分のサンプルが集まった。今までは、実際に来場しても何人がどこに興味を持っていたのか、どの時間に集中していたのかなど把握できなかったと思う。しかし、これによって製品への関心の高さもわかり、マーケティングツールにも使うことができるのではないだろうかと思う」と回答した。同じ事業センターのなかにはRFIDに関して専門に扱っている部署があるが、ITソリューションチームにとってははじめての試みだという。

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