ヤフー(株)は30日、インターネットオークション“Yahoo!オークション”の利用状況に関する調査の結果を発表した。それによると、利用者の多くが、欲しいものを市場価格より安く購入したり、家庭で使わないものを必要とする人に譲ったりする手段として利用していることが分かったという。調査期間は6月11日~14日。回答者数は1231名(男性54.2%、女性45.8%、出品経験者69.4%、入札・落札経験者92.9%)。
オークション利用者のタイプに対する回答では、男女とも、とにかく安く買いたい“節約タイプ”が50%以上となった。男性では、好きなものはどうしても欲しい“コレクタータイプ”が約18%、女性では、捨てるよりも必要な人に使ってほしい“エコロジータイプ”が約16%と続くという。オークションによる
毎月の平均節約額は、全体では4231円、“節約タイプ”では4153円、収入を増やしたい“お小遣いアップタイプ”では4878円。オークションによる毎月の平均収入は全体では6285円、“お小遣いアップタイプ”では1万1885円になったという。
また、過去1年間で買った商品の購入先としてオークションがトップとなったカテゴリーは、“パソコン(ソフト含む)”“おもちゃ・ゲーム”“アクセサリー・時計”“ベビー用品・子ども服”などとなっている。