ほとんど幻といっていい“GeForce 6800 Ultra”カード | リファレンスデザインと異なる1スロット仕様となるのが特徴の「GLADIAC 940 Ultra 256MB」 |
昨日“GeForce 6800”搭載のビデオカード「GLADIAC 940 128MB」を発売したばかりのELSAから、今度は最上位モデルとなる“GeForce 6800 Ultra”搭載の「GLADIAC 940 Ultra 256MB」が登場した。入荷数は各ショップとも1本のみと、相変わらずの少なさだ。
4ピン電源コネクタを2つ仕様するほか、350W以上の電源を必要動作環境にあげている | カード裏面にはヒートシンクなどは装備せず、すっきりとしたもの | |
付属のケーブル類はDVI-VGA変換アダプタ×2、S-VIDEOコンポジット変換ケーブル、電源ケーブル×2となる | パッケージは“GeForce 6800”搭載の「GLADIAC 940 128MB」とそっくり |
“GeForce 6800 Ultra”搭載のビデオカードといえば、先月末にInnoVISIONと玄人志向からわずかに販売されて以来、まったく音沙汰のなかった製品だ。今回登場した「GLADIAC 940 Ultra 256MB」も、予想通りとはいえ流通量は大変少ないが、人気メーカーのひとつであるELSA製というのは注目に値する。
カード本体は、昨日登場した「GLADIAC 940 128MB」でも採用している冷却機構「E.S.C.S II(第2世代Elsa Silent Cooling System)」を装備するため、先の2製品と異なる1スロット仕様となっている。ただし、4ピン電源コネクタを2つ必要とする点や、350W以上の電源を必要動作環境にあげているところは変わりはない。
そのほか主な仕様は、搭載メモリにGDDR3の256MB。コアクロック400MHz、メモリクロック1.1GHzとなり、インターフェイスはDVI×2、TV-Outというもの。価格はクレバリー1号店で7万5358円(日曜から販売)、OVERTOPで7万5800円(売り切れ)、ツクモパソコン本店で7万9800円(売り切れ)、T-ZONE.PC DIY SHOPで7万9800円(週末販売予定)と、ほとんど幻といっていい製品だ。
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