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mPGA479M対応の「Celeron M 340」発売!実クロックは1.5GHz

2004年06月11日 22時22分更新

文● 増田

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Celeron M 340 パッケージ
“プロセッサ・ナンバ”を採用したソケットmPGA479Mに対応したCPU「Celeron M 340」同じく“プロセッサ・ナンバ”を採用したPentium Mと似たパッケージデザインだ

 6月1日(現地時間)にインテルから発表されたソケットmPGA479Mに対応したCPU「Celeron M 340」がOVERTOPに入荷、今日から販売がはじまっている。先月から販売されている“Dothan”コアを搭載したPentium Mと同じく、“プロセッサ・ナンバ”を採用した製品だ。



小窓 S-Spec
パッケージ裏の小窓からCPU本体が確認可能S-Spec“SL7ME”。クロック1.5GHzの2次キャッシュが512KBというスペック
スペックシール 価格表
パッケージ横のスペックシール。電圧に関する記載は見当たらないソケットmPGA479Mに対応したCPUとしては、「Celeron M-1.3GHz」のバルク版についで安いモデルとなっている

 パッケージに記載されているスペックは、クロック1.5GHz、2次キャッシュが512KB、FSB400MHzというもの。ほかに同シリーズではクロック1.4GHzの「Celeron M 330」、クロック1.3GHzの「Celeron M 320」、クロック1.2GHzの「Celeron M 310」がラインナップされている。
 すでに登場している“プロセッサ・ナンバ”を採用していない「Celeron M」シリーズとの違いは、コア電圧にあるようだ。インテルのスペックシートによると、例えば「Celeron M-1.3GHz」は1.324Vとなっているが、今回の「Celeron M 340」は0.956V~1.052Vとなっている。クロックが1.5GHzと高いにもかかわらず、「Celeron M 340」は「Celeron M-1.3GHz」よりも低電圧で動作するようだ。この点、同社のニュースリリース内でも「Celeronプロセッサより低い動作電圧で動作します。同プロセッサは、消費電力が削減されたことにより、薄型軽量のノートブック PCへの搭載に適しています」との記述が見える。価格は1万7980円。ソケットmPGA479Mに対応したCPUとしては、「Celeron M-1.3GHz」のバルク版についで安いモデルとなっている。



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