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富士通、電池駆動でデジタルカメラの画像を保存できるMOドライブ『DynaMO 1300LT Photo』など2機種を発表

2004年06月10日 22時27分更新

文● 編集部

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富士通(株)は10日、MO(光磁気)ドライブ“DynaMO(ダイナモ)”シリーズの新製品として、デジタルカメラの写真データを保存でき、電池駆動が可能な『DynaMO 1300LT Photo(ダイナモ1300LTフォト)』と、カラー液晶ディスプレーとTV出力機能を搭載した『DynaMO 1300U2 Photo』の2機種を発売すると発表した。9月下旬に出荷の予定。価格はオープン。

『DynaMO 1300LT Photo』
『DynaMO 1300LT Photo』

『DynaMO 1300LT Photo』(DMO13PHL)は、デジタルカメラで撮影した画像データの入ったメモリーカードとMOディスクをセットして“COPY(コピー)”ボタンを押すだけで、メモリーカードのデータをMOディスクにコピーできる機能を搭載しており、単3形ニッケル水素電池(4本)とAC電源の2電源に対応したのが特徴。コピーの進捗状況などをパーセント表示する液晶ディスプレーを搭載しており、電池駆動の場合、コピー中に電池が切れても電池交換すればコピーを継続できる安全設計がなされているという。カードスロットはコンパクトフラッシュ/スマートメディア/MMC/メモリースティック/SDメモリーカード/マイクロドライブに対応した“マルチスロット”を搭載しており、アダプターを用意すればxDピクチャーカード/miniSDカード/メモリースティック Duoほかも利用できる。MOディスクは1.3GB/640MB/540MB/230MB/128MBのメディアに対応している。

本体のサイズは幅195×奥行き135×高さ29mm、重量は550g(電池含まず)。消費電力は3.7W(付属のACアダプター使用時)。ニッケル水素電池は別売で、2100mAh以上が推奨されている。

また、MOドライブ部分は5月31日に発表した1.3GB対応の外付け型MOドライブ『DynaMO 1300LT』を利用しており、DynaMO 1300LT Photoの本体から取り外して、バスパワー対応のUSB 2.0接続ポータブルMOドライブとして利用できるようになっている。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE/98、Mac OS 9.0.4~9.2.2、Mac OS X 10.0.1~10.3.2。アプリケーションソフトとして、1.3GBディスクに最長28文字のパスワード保護を設定できる『SecureMO Light28』と、ディスク内に保存したデータをファイル/フォルダー単位で暗号化し、パスワードを設定できる『SecureMO Folder』も付属している。

『DynaMO 1300U2 Photo』
『DynaMO 1300U2 Photo』

『DynaMO 1300U2 Photo』(DMO13PH2)は、マルチスロットと1.3GB対応MOドライブのほか、1.6インチ液晶ディスプレー(320×230ドット/26万色表示)とコンポジットビデオ出力端子(NTSC/PAL)を搭載しており、画像を液晶ディスプレーやTV画面に表示できるのが特徴。TV画面に表示した画像を身ながら、画像の回転/ズーム/スライドショーを行なうことができ、付属の赤外線リモコンを利用して画像を“お気に入りフォルダ”に保存したり、削除したりできる。

インターフェースはUSB 2.0/1.1に対応しており、対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE/98、Mac OS 9.0.4~9.2.2、Mac OS X 10.1.4~10.3.2。ディスク回転数は毎分4031回転(1.3GBでは3012回転)。バッファーメモリーは2MBを搭載する。本体サイズは幅180×奥行き118×高さ38mm、重量は680g。縦置きも可能。電源は付属のACアダプターを利用し、消費電力は16W。

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