アップルコンピュータ(株)は9日、PowerPC G5-1.8GHz/2.0GHz/2.5GHzをデュアル構成で搭載したデスクトップパソコン『Power Mac G5』を発売すると発表した。ラインアップは、エントリーモデル『デュアル1.8 GHz Power Mac G5』、ミッドレンジモデル『デュアル2 GHz Power Mac G5』、水冷システムを搭載したトップモデル『デュアル2.5 GHz Power Mac G5』の3製品。『デュアル1.8 GHz Power Mac G5』は10日から、『デュアル2 GHz Power Mac G5』は12日から、『デュアル2.5 GHz Power Mac G5』は7月に出荷の予定。直販サイト“Apple Store(アップルストア)”、直営店(Apple Store, Ginza)、同社製品取扱店で販売する。直販価格は、エントリーモデルが25万1790円、トップモデルが36万7290円。
 | 『Power Mac G5』 |
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『デュアル1.8 GHz Power Mac G5』(M9454J/A)は、PowerPC G5-1.8GHz×2、256MBのメモリー(DDR400対応SDRAM)、80GBのHDD(シリアルATA、毎分7200回転)、8倍速DVD-R書き込み/10倍速DVD-ROM読み出しの“SuperDrive”を搭載し、グラフィックスアクセラレーターには米エヌビディア社のGeForce FX 5200 Ultra(64MB DDR SDRAM)を搭載する。出力解像度は、デジタルが最大1920×1200ドット、アナログRGBが1600×1200ドット。インターフェースは、FireWire 800×1、FireWire 400×2、USB 2.0×3、光デジタルオーディオ入出力、10/100/1000BASE-T、V.92対応56kbpsモデム、DVI/ADCなどを装備する。拡張スロットは64bit/33MHz PCI×3を搭載する。電源はAC100V～125V/200V～240V、消費電力は650W。本体サイズは幅206×奥行き475×高さ511mm、重量は20.2kg。
OSはMac OS X 10.3“Panther”をプレインストールし、アプリケーションとして、iChat AV、Safari、Sherlock、アドレスブック、QuickTime、iLife (iTunes、iPhoto、iMovie、iDVD、GarageBand)、iSync、iCal、DVD Player、Classic環境、ArtDirectors Toolkit X、GraphicConverter、Microsoft Internet Explorer、OmniGraffle、OmniOutliner、Xcodeが付属する。直販価格は25万1790円。
『デュアル2 GHz Power Mac G5』(M9455J/A)は、PowerPC G5-2.0GHz×2、512MBのメモリー(DDR400対応SDRAM)、160GBのHDD(シリアルATA、毎分7200回転)、“SuperDrive”を搭載し、グラフィックスアクセラレーターには米エヌビディア社のGeForce FX 5200 Ultra(64MB DDR SDRAM)を搭載したモデル。拡張スロットはPCI-X×3(64bit/133MHz×1、64bit/100MHz×2)となる。本体サイズや重量はデュアル1.8GHzモデルと同じ。直販価格は31万4790円。
『デュアル2.5 GHz Power Mac G5』(M9457J/A)は、『デュアル2 GHz Power Mac G5』をPowerPC G5-2.5GHz×2に変更し、グラフィックスアクセラレーターにカナダATIテクノロジーズ社のRADEON 9600 XT(128MB DDR SDRAM)を搭載した最上位モデル。直販価格は36万7290円。
B.T.O.(Build To Oorder)に対応しており、オプションとして、メモリー、250GBのHDD(SATA)、ATI RADEON 9800 XTグラフィックスカード、無線LANカード(AirMac Extreme Cardほか)、Gigabit Ethernet PCI-Xカード、Apple Fibre Channel PCIカード、Mac OS X Server 10.3 “Panther”などを用意する。
