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ピクセラ、USBビデオクラスに対応したIEEE 1394-USB 2.0変換ケーブルを発表

2004年06月11日 15時40分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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(株)ピクセラは11日、USB 2.0で動画を取り込める“USBビデオクラス”に対応したIEEE 1394-USB 2.0変換ケーブル『DV to USB2.0 PC Transfer Cable』を7月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は9500円前後。

『DV to USB2.0 PC Transfer Cable』
『DV to USB2.0 PC Transfer Cable』

『DV to USB2.0 PC Transfer Cable』は、デジタルビデオカメラのIEEE 1394端子とパソコンのUSB 2.0に接続することで、USB 2.0経由で動画/静止画の取り込みを可能にするIEEE 1394-USB 2.0変換ケーブル。同社製LSI『PIX-MC20』を搭載することでUSBビデオクラスに対応し、付属の動画転送/編集ソフト『ImageMixer 2.0』を利用してUSB 2.0経由での動画(DV-AVI形式)/静止画(BMP形式)の転送、および装置の制御(再生/停止/ズームなど)が可能。USBビデオクラスは、USB機器の規格策定や認証を行なう非営利団体“USB-IF(Implementers Forum)”が策定した規格。OS標準ドライバーとして、Windows XP SP2に組み込まれる予定(SP1以前では付属ドライバーにて対応)。同社では、同製品を使用することで、USBビデオクラスに対応していないデジタルビデオカメラや、IEEE 1394ポートを装備していないパソコンでの動画の取り込みが可能になるとしている。なお、対応デジタルビデオカメラは同社ウェブサイトで随時公開していくという。

ケーブルの基板
基板には同社が5月20日に発表したUSBビデオクラス対応LSI『PIX-MC20』が搭載されている

ケーブル端子はUSB 2.0、IEEE 1394(4ピン)。対応OSはWindows XP SP1以上。対応機種はPentium III-1GHz以上または同等の性能以上のCPUを搭載し、USB 2.0ポート装備したPC/AT互換機。サイズはケーブル長が1.2m、重量が約66g。電源はUSBバスパワーを使用し、消費電力は約300mA。ソフトウェアとしてドライバーソフトのほか、動画転送/編集ソフト『ImageMixer 2.0』が付属する。



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