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ソフトエイジェンシー、『Emicアプリケーションクラスタ for Apache』を販売開始

2004年06月03日 06時44分更新

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(株)ソフトエイジェンシーは、米Emic Networks社の販売代理店として7月1日に、Apache Webサーバ用に開発されたクラスタリング・ソフトウェア『Emicアプリケーションクラスタ for Apache』(EAC for Apache)の販売を開始する。

EAC for ApacheはApacheのために作られたクラスタリングソフトウェア。複数のApacheサーバを連結しながら、ひとつのシステムのようにユーザーに見せて動作する。クラスタに新たなノードが加えられると、EACのロードバランシング技術によりクラスタは線形に拡張される。EACはロードバランシングを実行するための専用フロントエンドの装置を要求することなく、自動的に障害を識別するフォルトマネージメント機能を提供。内蔵のロード・バランシングアルゴリズムがApacheサーバ内のソフトウェアやハードウェアの障害を検知し、自動的に必要なリカバリアクションを起こす。他のApacheサーバーは管理者の介在なしに、直ちに障害が起きたサーバのクライアントにサービスを提供する準備。障害時にはユーザー側はまったく気づくことなく、リカバリ作業と負荷の再配分を瞬時に行う。

また、Javaベースの管理クライアントは直感的なインターフェイスを提供し、サービスを中断することなく、オペレーションが可能なように設計されている。EAC for MySQLとEAC for Apacheを組み合わせて利用しても、ApacheとMySQLの両方を同時に管理することができる。価格は1CPUサーバが17万8500円、2CPUサーバが35万7000円、4CPUサーバが71万4000円。

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