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NTT東日本、IP電話対応のブロードバンドルーターと45Mbps無線LANカードのセット『Web Caster V110ワイヤレスセット』の販売を開始

2004年05月31日 20時19分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)は31日、IP電話対応のブロードバンドルーターとIEEE 802.11a/g無線LAN PCカードをセットにした『Web Caster V110ワイヤレスセット』を7月上旬に発売すると発表した。価格は3万6750円。

『Web Caster V110ワイヤレスセット』『Web Caster V110ワイヤレスセット』

『Web Caster V110ワイヤレスセット』は、IP電話サービスに対応したブロードバンドルーター『Web Caster V110』と、IEEE 802.11a/gに対応した無線LAN PCカード『Web Caster FT-STC-Va/g』2枚をセットにした製品。『Web Caster V110』は、PPPoE(最大2セッション)をサポートしており、Bフレッツやフレッツ・ADSLに対応。WAN部分のスループットが最大90Mbps、無線部分のスループが最大54Mbps(理論値)と高速化が図られているのが特徴。アドレス変換(NAT、IPマスカレード)、DHCPサーバー(最大253クライアント)などの機能を搭載し、複数固定IPアドレス(Unnumbered機能)にも対応。セキュリティー機能は、パケットフィルタリング、ステートフル・パケット・インスペクション(SPI)、ステルスなどを搭載しており、DMZやVPNパススルーなどもサポートしている。インターフェースは、WAN側が10/100BASE-TX×1、LAN側が10/100BASE-TX×4で、加入回線用(アナログ×1)、電話機用(アナログ×1)、PCカードスロット(CardBus対応、Type II×1)を装備する。本体サイズは幅70×奥行き207×高さ216mm、重量は約550g。電源はAC100Vで、消費電力は最大12W。各種設定はウェブブラウザーで行なえる。

利用イメージ
利用イメージ

『Web Caster FT-STC-Va/g』は、54Mbps無線LAN(IEEE 802.11a/g)と11Mbps無線LAN(IEEE 802.11b)の3つの規格に対応したPCカード。同梱されている2枚のうち1枚を『Web Caster V110』に装着し、もう1枚をクライアントとなるパソコンなどに装着して利用する。アクセス方式はアドホック/インフラストラクチャーに対応しており、セキュリティー機能は、128bit/64bit WEP、WPA(TKIP)、SSID、MACアドレスフィルタリングをサポートする。本体サイズは幅54×奥行き120×高さ14mm、重量は約40g。消費電力は最大2W(3.3V)。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

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