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シャープ、ホームセンサー機能を搭載した普通紙FAX“fappy”を発売

2004年05月26日 21時34分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は26日、オプションのホームセンサーにより、玄関や窓の開閉、玄関先の人の動きを検知して通知する“ホームセンサー”機能を利用できる普通紙ファクシミリ“fappy(ファッピィ)”として、『UX-F34CL』と子機が2台の『UX-F34CW』を発売すると発表した。UX-F34CLを6月12日に、UX-F34CWを6月19日に発売する。価格はオープン。

“fappy”『UX-F34CW』
“fappy”『UX-F34CW』

『UX-F34CL』と『UX-F34CW』は、ホームセンサー機能の“見張りモード”を利用して、あらかじめ登録しておいた携帯電話番号に玄関のドアや窓が開いたことを通知できるほか、離れた部屋に置いた子機の周辺の音声を親機で聞くことができる“音声ルームモニター機能”を搭載するのが特徴。迷惑電話がかかってきたときに“お断りメッセージ”を流して電話を切り、再び同じ番号から着信した場合は自動的にお断りメッセージを流す“迷惑電話拒否機能”も搭載している。また、NTTの“ネーム・ディスプレイ”や“ナンバー・ディスプレイ”を契約していれば、電話をかけてきた人の名前などを親機と子機の両方に漢字で表示することもできるという。

玄関用 窓用
玄関用ホームセンサー『DZ-HS1』窓用ホームセンサー『DZ-HS2』
オプションのホームセンサー

オプションのホームセンサーには、玄関用ホームセンサー『DZ-HS1』と窓用ホームセンサー『DZ-HS2』が用意されている。『DZ-HS1』は、センサー本体と、玄関先の人の動きを検知する赤外線センター(1個)、ドアの開閉を検知する開閉センサー(1個)で構成され、人の動きやドアが開いたことを検知するとランプが点滅し、センサー本体からアラーム音が鳴るようになっている。ファクシミリを見張りモードに設定した場合は、検知すると親機に通知し、親機がドアが開いたことなどを音声メッセージと表示で知らせるとともに、いっせいに子機を呼び出すという。『DZ-HS2』は、赤外線センサーなしの窓用で、開閉センサー(2個)が付属する。ともにセンサー本体のサイズは幅106×奥行き25×高さ116mm、重量は約180g。電源は単3形アルカリ乾電池×4本。価格はオープン。6月中旬に発売の予定。

ファクシミリとしての機能は、G3対応で、B4サイズの原稿を送信できる“B4送信・A4受信”となっており、原稿読み取り部にほこりが入るのを防ぐ“原稿挿入口カバー”も付けられている。電話としての機能は、親機/子機ともに“100人×2番号漢字電話帳”を搭載し、漢字表示対応の液晶ディスプレーはバックライト付きとなっている。留守番電話の録音は最大12分。子機2台モデルでは、子機同士で片方向ずつの交互通話“子機間通話(トランシーバー方式)”も可能。電源はAC100V。本体サイズは、親機が幅340×奥行き233×高さ145mm、重量は約3.3kg、子機が幅42×奥行き34.5×高さ172mm、重量は約150g(電池込み)。子機の電源はニッケル水素電池(DC2.4V)で、充電にはACアダプターを内蔵した無接点方式の充電器を利用する。

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