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ロジテック、コンパクトタイプのNAS“NetPocket”にコンシューマー向けの160GB『LHD-LAN160』など3製品を追加

2004年05月24日 00時00分更新

文● 編集部

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ロジテック(株)は24日、ネットワークストレージ(NAS:Network Attached Storage)の“NetPocket”に、コンシューマー向けの3製品を追加すると発表した。ラインアップは、容量が160GBの『LHD-LAN160』、250GBの『LHD-LAN250』、300GBの『LHD-LAN300』。価格は、160GBが3万6300円(税別)、250GBが4万9500円(税別)、300GBが5万9800円(税別)。160GBと250GBを6月中旬に発売し、300GBを7月中旬に発売する。

“NetPocket”“NetPocket”

新製品は、LANに接続し、WindowsやMac OSからファイル共有できるNAS製品で、設定や管理をウェブブラウザーから行なえるのが特徴。最大128ユーザーを登録でき、共有フォルダーは最大100フォルダーを登録できる。『クイックセットアップツール』(Windows版/Mac OS X版)も付属する。同社の製品に最適化した台湾Synology社のNAS OS『Synology DiskStationOS』を採用し、プロセッサーはIPX420-266MHz、メモリーは64MBを搭載する。対応プロトコルはTCP/IP、AppleTalk。FTP転送に対応しているほか、障害やイベントの発生をメールで通知する機能も搭載する。

インターフェースとして、100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X対応)×1ポートのほか、USB接続の周辺機器(HDD/フラッシュメモリー/カードリーダー/デジタルカメラ/プリンターなど)に対応したUSB 2.0(Hi-Speed)×3ポート(前1、後2)を搭載しており、ストレージを接続すれば自動的に共有できるようになっている。USB接続でHDDを3台まで増設でき、フォーマット形式はFAT32とNASに最適化した“専用フォーマット”を選択可能。プリントサーバーとしても利用でき、PostScript対応であればMacintoshとも共有できる。また、フラッシュメモリーやデジタルカメラのデータをNASの内蔵HDDにコピーする“USBワンタッチコピー機能”を搭載しており、本体前面のUSBポートに接続し“COPYボタン”を押せばデータの保存が行なえる。

本体サイズは幅60×奥行き213×高さ181mm、重量は1.4kg。静音化のためにファンレス設計を採用したほか、一定時間アクセスがない場合にHDDの回転を止める“HDDスリープ機能”を搭載したという。電源はAC100VでACアダプターを利用する。消費電力は動作時16W、HDDスリープ時が9W以下。

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