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ペンタックス、“イージー”モードを搭載した320万画素デジタルカメラ『オプティオS30』を発売

2004年05月20日 23時26分更新

文● 編集部

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ペンタックス(株)は20日、回転式モードダイヤルを搭載し、撮影モードのオートセレクトなどが利用できる“イージー”モードを備えたことで、初心者でも迷わずに使えるようにしたコンパクトタイプのデジタルカメラ『ペンタックス オプティオS30』を6月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。

正面 背面
本体正面本体背面
ペンタックス オプティオS30

オプティオS30は、本体上面に配置した回転式モードダイヤルで各種モードの選択が行なえるだけでなく、“イージー”モードを選択すれば、夜景/風景/ポートレートの中から最適な撮影モードをカメラが自動的に選択する“オートセレクト機能”や、各モード/十字キーなどの機能説明を液晶ディスプレーに表示する“ヘルプ機能”を利用できるのが特徴。イージーモード選択時にメニューボタンを押すと、記録サイズと画質がひとつになった“画像設定”だけがメニュー表示され、短時間で設定できるようになっているという。また、“ピクチャー”モードでは10種類の撮影シーン別のモードが選択でき、画像が暗くなりがちな晴天の海や湖を見たままの明るさで鮮やかに撮影できる“サーフ”モードや、薄暗くてもストロボを利用できない場所での撮影のための“美術館”モードなどが用意されている。

レンズは焦点距離が5.8~17.4mm(35mmフィルム換算で38~114mm相当)で、F値は2.6~4.8の光学3倍“smc PENTAXズームレンズ”を採用。レンズ構成は非球面レンズ2枚を含む5群6枚。マニュアルフォーカスにも対応している。最短撮影距離は6cm(スーパーマクロモード)。レンズ収納時にレンズ群の一部を光軸上から移動して2段に収納する“スライディング・レンズ・システム”を採用し、本体の小型化が図られている。本体サイズは幅89×奥行き25.5×高さ58.5mm、重量は125g。外装にはヘアーライン処理を施したアルミニウム合金を採用したという。光学式ズームファインダーと1.6インチ液晶ディスプレー(約8万5000画素)を搭載する。オプションのリモコンによるシャッタレリースにも対応している(約3秒後/即時、正面4m以内)。

CCDは1/2.7インチで有効320万画素(総334万画素)。記録画素数は静止画が最大2048×1536画素(JPEG/Exif 2.2、DCF準拠、DPOF対応)、動画が320×240画素(AVIでMotion JPEG準拠)。ボイスレコーディング機能も搭載しており、WAV(PCM、モノラル)となる。記録は本体内蔵のメモリー(11MB)のほか、オプションのSDメモリーカードが利用できる。インターフェースはUSB 1.1、AVを装備する。ビデオ出力はNTSC/PAL対応。ダイレクトプリントの標準規格“PictBridge”にも対応している。電源は単3形電池2本、またはリチウム電池(CR-V3)。リチウム電池では約500枚の撮影が可能。製品には、USBケーブル、AVケーブル、画像管理ソフト『ACDSee for PENTAX』などが付属する。

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