“GeForce FX6800 Ultra”カードの実物はアキバ初登場。ドスパラ秋葉原本店でデモ中だ |
ASUSTeK製“GeForce FX6800 Ultra”搭載カード「V9999Ultra Deluxe /2DT/256M」のデモがドスパラ秋葉原本店で行われている。同GPUを搭載するカードはLeadtek製品のパッケージサンプルが先月お目見えしているが、カード本体がアキバで公開されるのはこの「V9999Ultra Deluxe /2DT/256M」が初。
カード本体 | 電源コネクタは2つに増加 | |
クーラーにはヒートパイプを使用。“GeForce FX5950”カードとは異なり占有スロットは1つで済む | インターフェイスがDual DVIとなるのも特徴 |
“GeForce 6800 Ultra”はDirectX 9.0“Vertex Shader 3 .0”“Pixel Shader 3.0”をサポートし、パイプライン数は“GeForce FX5950/ 5900”の8から16へ倍増(“GeForce 6800”は12)。メモリインターフェイスは256Mbit。またビデオエンコーダをチップに内蔵しているのも特徴で、MPEG1/2/4、およびWMVのエンコードをサポートするほか、ビデオデコード機能も利用でき、録画しながらの再生やタイムシフト再生などが可能という。
展示中の「V9999Ultra Deluxe /2DT/256M」を見てみると、クーラーはリファレンスデザインの“GeForce FX5950”カードと同様ヒートパイプを使用したものだが、薄型のものとなっており占有スロットが1つで済むのが大きな特徴。ASUSTeKのリリースによるとコアクロックは400MHz、メモリクロックは550MHz(DDR 1.1GHz)でGDDR3 SDRAMを採用。インターフェイスはDual DVI、S-Video Out。ソフトウェアDVDプレーヤ「ASUS DVD XP」やゲーム「Deus Ex: Invisible War」などといった同梱ソフトのほか、USB接続のウェブカメラが同梱。価格は現在未定で、発売日は5月下旬~6月上旬予定とのこと。
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