(株)学習研究社(以下、学研)とターボリナックス(株)は、学研が全国展開しているIT・e-ラーニングを活用した個別指導型のフランチャイズ学習塾“学研CAIスクール”の業務支援システムを、ターボリナックスのサーバー用Linux OS『Turbolinux 8 Server』で構築し、2004年3月より稼動開始したと発表した。同システムの開発及び保守は、学研グループの(株)スリー・エー・システムが行ない、業務の一部である授業料の集金業務は、(株)学研クレジットが代行する。
同システムは、全国400ヵ所に展開している学研のフランチャイズ塾である“学研CAIスクール”のオーナー向けに、塾経営における様々な管理業務を、ウェブサーバー上に構築されたアプリケーションで一括して行うシステム。同システムの主な機能としては、生徒の入退会などの会員管理機能、毎月の授業料をはじめとする会員別の請求金額の確認と修正、スクールの売上の確認など。ここで確定した請求金額は、月次処理により集金代行の学研クレジットを経由して、会員の銀行口座または郵便局からの引落し処理を行なう。またコンビニエンス・ストア店頭や郵便局での決済のためのデータ出力も行う。この集金結果は、スクールの売上処理に反映される。このシステムにより毎月発生する請求業務も本部のデーターベース上で一括して行ない、各スクールオーナーの月々の管理業務の負担を大幅に低減させることが可能になったとしている。
