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アスキーソリューションズ、Windowsのハングアップにも対応できるシステム監視/復旧ツール『WinPatrol』を発売

2004年05月13日 19時51分更新

文● 編集部

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(株)アスキーソリューションズは13日、(株)マイクロネットが開発したWindowsシステム運用監視ツール『WinPatrol(ウィンパトロール)』を6月11日に発売すると発表した。価格は6万900円。

負荷監視設定 環境設定
負荷監視設定環境設定
画面イメージ

『WinPatrol』は、リアルタイムOSを採用することでWindowsシステムの障害やウイルスなどの影響を受けないようにしたシステム監視/復旧ツール。“監視”“警報・通知”“保守支援”“制御”の4種類の機能を搭載しており、パソコン単位やネットワークシステム単位の管理も可能で、CPUにかかる負荷(負荷率)は1%以下という。

“監視機能”では、過負荷/異常負荷やハングアップ(ブルースクリーン)、アプリケーションエラー/ハングアップなどの常時監視のほか、アプリケーションやシステムプロセスの致命的なプロテクションエラーを検出し、クラッシュレポートログの転送や自動再起動などを行なうことが可能。Windowsの全プロセスのメモリー利用状況を監視し、メモリーリークの傾向を検出することで問題の発生を防ぐこともできるという。

“警報・通知機能”は、ハングアップ/過負荷/外部信号入力/ハードウェア障害を検出した場合に外部に通知する機能で、RS-232C、1bit/8bitの制御信号出力、アラーム音、障害通知パケットの配信、市販の警告灯(パトライトなど)を接続すれば点灯させることもできる。

“保守支援”では、複数のWindowsシステムの動作状況をリアルタイムで確認できる遠隔監視や、再起動を要求する遠隔再起動指示、障害メール配信、イベントロギングなどをサポートする。

“制御機能”では、指定した外部信号接点入力を検出し、アラームの発報、RS-232C出力、1bit/8bitの制御信号出力、シャットダウン再起動の予約などの外部入力制御や、プログラミング可能なハードウェア制御スクリプト(フェイルセーフスクリプト)を再起動直前に強制的に実行する“フェイルセーフ制御”、システムのシャットダウン再起動を予約できる“日時指定保守制御”などが可能。

製品パッケージ『WinPatrol』

対応OSは、Windows 2000 Professional/Server/Advanced Server、Windows XP、Windows Server 2003(対応予定)。対応機種はPC/AT互換機(監視用はシングルプロセッサー搭載機種)。

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