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シャープ、ノートパソコン“Mebius”シリーズの夏モデル発表会を開催──CV50F専用ケースのミニファッションショーも

2004年05月14日 22時20分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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シャープ(株)は12日、都内でパソコン新製品発表会を行ない、A4ノートパソコン“Mebius”シリーズとモバイルノートパソコン“Mebius MURAMASA”シリーズの2004年夏モデル10機種を発表した。価格はすべてオープン。ラインナップと発売日、編集部による予想販売価格は下記のとおり。なお、今回シリーズに追加されたA5モバイルノート『PC-CV50F/50FW』とA4ノート『PC-AL70F/50F』についてはこちらの記事を参照。発表会では、4月に統合した液晶IT事業部の紹介のほか、CVシリーズの使用シーンをイメージしたミニファッションショーも行なわれた。

発表会の最後に行なわれたミニファッションショーの様子

A5モバイルノート“Mebius MURAMASA CVシリーズ”

『PC-CV50F』
黒筐体/Efficeon TM8600-1GHz/メモリー 256MB/HDD 20GB/IEEE 802.11b対応無線LAN機能/7.2インチ“ワンダーピクス液晶”ディスプレー
6月18日/19万円前後
『PC-CV50FW』
白筐体/Efficeon TM8600-1GHz/メモリー 256MB/HDD 20GB/IEEE 802.11b対応無線LAN機能/7.2インチ“ワンダーピクス液晶”ディスプレー
6月18日/19万円前後

ハイスペックA4ノート“Mebius XVシリーズ”

『PC-XV70F』
モバイルAthlon XP-M 2400+/メモリー 256MB/HDD 60GB/DVDマルチプラスドライブ/TVチューナー/15インチASV方式“ピュアクリーン・ブラックTFT液晶”ディスプレー/Office Personal Edition 2003
5月29日/21万円前後
『PC-XV50F』
モバイルAthlon XP-M 2000+/メモリー 256MB/HDD 60GB/DVD±R/RWドライブ/15インチASV方式“ピュアクリーン・ブラックTFT液晶”ディスプレー/Office Personal Edition 2003
6月11日/19万円台半ば

A4スリムノート“Mebius ALシリーズ”

『PC-AL70F』
モバイルAthlon XP-M 2000+/メモリー 256MB/HDD 60GB/DVDマルチプラスドライブ/15インチ“高輝度ピュアクリーン液晶”ディスプレー/Office Personal Edition 2003
6月4日/19万円台半ば
『PC-AL50F』
モバイルAthlon XP-M 2000+/メモリー 256MB/40GB HDD/DVD±RWドライブ/15インチ“高輝度ピュアクリーン液晶”ディスプレー/Office Personal Edition 2003
6月4日/18万円前後
『PC-AL50G7』
モバイルAthlon XP-M 2000+/メモリー 256MB/HDD 40GB/DVD&CD-R/RWコンボドライブ/15インチ“高輝度ピュアクリーン液晶”ディスプレー/Windows XP Professional
7月6日/16万円前後
『PC-AL50G5』
モバイルAthlon XP-M 2000+/メモリー 256MB/HDD 40GB/CD-ROMドライブ/15インチ“高輝度ピュアクリーン液晶”ディスプレー/Windows XP Professional
7月13日/15万円前後

A4ノート“Mebius CLシリーズ”

『PC-CL50F』
モバイルAthlon XP-M 2000+/メモリー 256MB/HDD 40GB/DVD±R/RWドライブ/14.1インチ“ピュアクリーン液晶”ディスプレー/Office Personal Edition 2003
5月29日/17万円前後

B5モバイルノート“Mebius MURAMASA MMシリーズ”

『PC-MM50F』
Efficeon TM8600-1GHz/メモリー 256MB/HDD 20GB/IEEE 802.11b/g対応無線LAN機能/10.4インチ液晶ディスプレー/Windows XP Professional
6月11日/20万円前後

情報通信事業本部本部長の中川博英氏
情報通信事業本部本部長の中川博英氏
発表会の冒頭、情報通信事業本部本部長の中川博英(なかがわひろひで)氏は、4月に発足した液晶IT事業部の説明とビジョンを紹介した。同氏は、「従来、“AQUOS(アクオス)”などで採用されている液晶パネルを扱う液晶事業と“Mebius”などを扱うパソコン事業を別事業で構成していた。今後数年で急速に普及するであろう地上デジタル放送やDVDレコーダー、今年7月に開始されるモバイル衛星放送などのデジタルAV技術とネットワーク技術との親和性を強める意味を込めて、2つの事業を融合した」と語った。今後は事業の枠にとらわれない新しい製品を開発していく決意を示し、以下の4つのビジョンを掲げてデジタルAV時代の新しい生活スタイルを提供していきたいとコンセプトを語った。



  • 快適空間…いつでもどこでも、便利、省スペース
  • 人とのつながり…家族や友人、恋人同士をつなげる
  • やさしさ…つながりやすい、整理しやすい、安全(セキュリティー)
  • 好奇心の充足…情報検索、ニュース、ショッピング

これに合わせて同氏は、「今後、パーソナルサーバーの技術を活かした映像の蓄積/配信と液晶TVを融合させた“ネットワーク対応型液晶TV”や、“ザウルス”“Mebius”などで培ってきた本体や基板の小型軽量化技術と高精細な液晶技術を生かした“次世代のモバイルノートパソコン”などを提供していきたい」と今後の同事業所のビジョンも語った。

新事業部の製品内容を表わすスライド
新事業部の製品内容を表わすスライド

CVシリーズの設計にあたったデザイナー トム・シェーンヘン氏が登場!──ミニファッションショーも!!

情報通信事業本部液晶IT事業部パソコン事業推進センター所長の笛田進吾氏
情報通信事業本部液晶IT事業部パソコン事業推進センター所長の笛田進吾氏
続いて、情報通信事業本部液晶IT事業部パソコン事業推進センター所長の笛田進吾(ふえたしんご)氏が、A5モバイルノート“CVシリーズ”について「これまでモバイルノート持っていなかったユーザーが、モバイルノートを持ってユビキタスネットワーク時代に触れてもらいたい。同製品を発端としてモバイルノートの新しいカテゴリー作成したい」と開発コンセプトを説明した。



トム・シェーンヘル氏
トム・シェーンヘル氏
筐体デザインは、家電製品のデザインで著名な独Phoenix Product Design(フェニックスデザイン)社のトム・シェーンヘル(Tom Schönherr)氏が担当。発表会ではトム・シェーンヘル氏がビデオメールで登場し、デザインのポイントなどを語った。同氏は「CVシリーズのデザインコンセプトは、技術的特色を前面に出すのではなく、腕時計やめがね、バッグといった個人がこだわりを持って選ぶのに近い商品に仕上げた」と述べ、CVシリーズが今までにないコンセプトで設計したことを説明した。

発表会の最後にCVシリーズの使用シーンをイメージしたファッションショーが行なわれた。なお、発表会で披露されたバッグは、特定非営利活動法人ウェアラブルコンピュータ研究開発機構理事長の塚本昌彦氏が率いる“チームつかもと”および、上田安子服飾専門学校校長の大江瑞子氏らと、シャープで共同で製作したもの。販売の予定はないが、ユーザーからの要望があれば検討するとのこと。



ファッションショーの様子1 ファッションショーの様子2
ファッションショーの様子3 ファッションショーの様子4
CVシリーズ専用ケースのファッションショーの様子

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